46 Daiki ページ46
Daiki
大急ぎで洗い終わって、湯船に入ってきた。
A「ふふっ、やっぱ狭いね。
あ、大貴はそろそろ出て、悠ちゃんあげる準備して」
有岡「え？もお？」
A「時間！
それ出来ないなら、明日は、私は一緒に入らないで、連れて来て、連れてくってしないと。
はい、悠ちゃん、ママが抱っこだよ。
やだ、すごーい！気持ちいいー！」
完璧、いつものAに戻ったな。
良かった・・・
俺だけ出て、大急ぎで拭いて、パンツだけ履いて、悠ちゃんを受け取った。
ここからが汗だくで、大変だった。
脱衣所に座布団が置かれ、その上に、バスタオル、服、オムツなどなどが乗っていた。
寒くならないように、かなり慌てた。
A「大丈夫そお？」
背中からそう聞かれたけど、そろそろ出来上がるとこだったから、振り向きもしないで「おぉ」とひと言答えた。
髪の毛にドライヤーをかけ、リビングのベビーベッドの中に寝かせた。
有岡「あーっ、あっちー！」
首にかけたタオルで顔をぬぐい、冷蔵庫から麦茶を出して、一気に飲み干した。
A「ねえ、やっぱりもう少し大きくなるまでは、私が連れてく係やるよ。
その方が、悠ちゃんにとっても、いいと思うし」
いつの間にか、Aも風呂から出ていた。
有岡「・・・・うん、まあ・・」
三人で風呂に入りたかった俺の夢は、一日で終わっちゃうのかよ。
A「明日は、その方法でやってみようよ。
で、明後日は、私一人で、全部やってみたい。
大貴が仕事の日は、やらないといけないし」
有岡「そうだな、それはやった方がいいな。
あ、俺が仕事の日は、メシとか、食ってていいかんな。
悠ちゃんのタイミングで、そうしてて。
で、先に寝てていいから」
A「うん、まだ慣れないし、悠ちゃん中心にさせてもらう」
俺の手からグラスを奪い、洗いだした。
有岡「先に、ドライヤーしてやるよ。
メシの準備、あんだろうし」
A「うん、ありがと」
ドライヤーの最中は、声が聞こえないから普段は話しかけないんだけど、
すげー伝えたくて、耳元で大きな声を出した。
有岡「さっきさ、悠ちゃんの髪乾かしたから、Aのショートカットの毛量が、多すぎてビビる」
A「ひどいっ！」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 552人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やまぱん
| 作成日時：2018年5月14日 22時
