検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:146,931 hit

17 ページ17





A「え?それちゃんと考えて言ってる?」





有岡「俺の中では、ずっと前から悠貴だよ。

  Aが一生懸命考えてくれたんだもん、それでいいと思う」




A「ちょっと、ちゃんと見てよ。

  桃ちゃんの顔、悠貴って顔してる?

  顔見たら、ちょっと違うな・・・とかない?」





有岡「全然ない。

  大貴と悠貴・・・いいと思う」






A「名前って、大切なんだよ?

  いいのかな・・・こんなんで」






コットの中ですやすや寝ている桃ちゃんを挟んで、私だけが興奮している。



苦笑いしながら、大貴は私の左手をつかんだ。





有岡「何?ちゃんと話し合ったじゃん。

  俺も、その考えいいなって思ったから賛成したじゃん」






A「・・・うん」





有岡「では、次に桃ちゃんが目を覚ましたら、本人に説明しよう。

  今からあなたは『悠貴』ですって」




A「・・・うん」






有岡「ほら、疲れちゃうから座って」





つかまれた左手が引っ張られ、ロビーの椅子に座らせられた。

すぐに大貴も隣に座ったので、少し大貴に寄りかかった。

手をつないだまま、目を合わせ、

至近距離で笑顔を投げかけられ、ちょっと照れてしまった。






大貴に寄りかかったまま、頭をコテンと倒した。




A「大貴と結婚して、よかったなー」




有岡「なんだよ、急に」




A「いいじゃん、別に」





有岡「なあ、寝るんならベッド行こうぜ」





A「哺乳瓶返してこないと」






有岡「あとでやっとく。

  ほら、ゆっくり・・・立って・・」







まだまだ歩くのが大変だから。

ベッドから降りたついでに、トイレにも行く。



大貴と悠ちゃんは、待っててくれて・・・


ふふっ、悠ちゃんだって。





出たら、すでに哺乳瓶は返却されていた。








午後のひとときを、三人でゆっくりお昼寝をする。


そう、寝坊してきた大貴まで、ベッドに突っ伏して寝る準備をしていた。


そして一番に起きたのは、悠ちゃんだった。





オゥーオゥー





A「大貴、起きて。

  ねえ、悠ちゃんが喋ってる」





ちょっと不機嫌顔で目をゆっくり開け、聞こえてくる可愛い声にビックリしたみたいで、すぐに大きな目になった。




うー うー




手と足をパタパタ動かし、ご機嫌だった。





有岡「ビデオ ビデオ・・




A「泣き出す前に、あれ伝えてあげて」





18→←16



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (262 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
552人がお気に入り
設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2018年5月14日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。