検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:270,814 hit

4 ページ4




銭湯に行く前に、玄関で「上まであげて!」って、さっき下げたファスナーを、一番上まであげられ、

上着を着て、二人ともお風呂セットを持って、銭湯に向かった。




大貴は、すっかり顔なじみになり「よっ!大ちゃん!」なんて言われてて。

私も、「大ちゃんの彼女」って事で話しかけられたリ。



大きなお風呂で、ゆったりとして。

男湯から聞こえる、大貴の声にニヤニヤして。

気持ちよくて楽しい、入浴タイムだった。



大貴「A、出るぞ!」


相変わらず、男湯から大貴の声がして


A「うん」



突然脱衣所で、大貴の大きな声が聞こえる。



大貴「あのー、俺、6月に結婚する事になりました」


「えー!おめでとう!」「そっか、よかったな」

「え?大ちゃんって、いくつなの?」


大貴「今年25歳、もう大人です!」



皆さんにご報告なのね。

ちょっと恥ずかしい…



「まだまだ若いからなー、こっちも現役だしなー」


大貴「やめてくださいよ、ちょっと、触らないで!」




……何してるの。

素っ裸で発表したの?





大貴「今日は、今年初めての・・・・ふふふっ。楽しみ!」


「マジか?!」「いいなー、楽しそうで」
「頑張れよ!」

「今日は、お祝いだ、いつものコーヒー牛乳、おごってやるよ」


大貴「ヤッター!・・・・A!」


番台の向こうから、ひょっこり顔を出して



大貴「Aの分もいただいたぞ……あっ!ちゃんと上、着てから!!」


そういう所は、ちゃんと見えてるんだね。


A「ごちそうさまです」





大貴の周りには、いつも輪が出来て、

その輪の中に、ちゃんと私も入れてくれて、

私の事、優しく大切にしてくれるから、

周りの人は、私にも笑顔を向けてくれて。



大貴「それじゃ、お先に!」




髪の毛が濡れたままの大貴は、

頭にタオルを巻いてるけど、

眉毛が出てる顔が、私は大好きなので

ニヤニヤしてたら、



大貴「なんだよ!」


A「いや、カッコいいなって」


大貴「カッコいいって思ったら、普通、笑わねえだろ!」


A「笑ってるんじゃなくて、微笑んでるんだってば!」


大貴「ダメ!」




頭をホールドされて、「痛いよ」って言いながら、部屋に着いた。



大貴・A「寒っ!!」




A「ねえ、少しドライヤーしてあげる」

大貴「え?あ、そう?じゃあ、お願いしよっかな」




私がソファーの上に座り、大貴はその下に腰をおろした。



5 Daiki side→←3



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (637 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
710人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2016年11月23日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。