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夕飯は部屋で18：30からと言われ、それまでに一時間半あるから、どうしよってなって。
大貴「部屋の風呂で、Aと入りたいけど、大浴場も行きたい！」
すでに、パンツ一枚の大貴。
「ああーー」とか叫びながら、めちゃくちゃ悩んでて。
大貴「どんなとこか気になるから、大浴場に行く！行こっ！」
浴衣を羽織って、すごく楽しそうに準備をしてる。
そういう大貴を見てるの、とっても好き。
女湯と男湯が分かれるとこが、一番寂しい。
つないでた手を、ゆっくりほどいて、「出たら、ここで待っててね」って約束する。
露天風呂が二つあるのが見えて、「きっと大貴は、興奮してるだろうな」って思うとニヤけてくる。
ドライヤーをかけ、髪の毛を簡単にまとめてアップにして、約束したイスの所に行くと、やっぱり大貴はもう出てて。
ちょっとしか離れてないのに、やっと会えたくらいに思っちゃうのって、どんだけ好きなんだろう。
大貴「あ…可愛い。ってか、透けてる！早く部屋に戻るぞ！」
よーく見ないとわからない程度でも、ダメなんだね。
部屋に戻るまでも「すげーよかった！」って興奮してて。
浴衣の胸元に見える胸筋と、腕まくりしてる腕が男っぽくてドキドキしてたのは、内緒ね。
和室の奥の部屋に、ベッドが置いてあって、大貴がダイブした。
大貴「A！これ、ダブルベッドだぞ！あー、興奮してきた。ちょっと来て！」
ベッドサイドに行くと、腕を引っ張られて、ベッドの上に寝かされた。
A「お部屋でご飯だから、今はダメだからね」
大貴「大丈夫だから…」
私の足の間に入り、肘をついて、キスをする。
私の唇をハムハムしたあと、舌を入れてきた。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
A「あ、おしまい…」
大貴「何だよ！」
怒って、浴衣が乱れたまま、仰向けで大の字になっている。
二人分の夕飯が並べられ、係りの人が出ていくと、「うまそー！」って、もう気持ちが切り替わったみたい。
いっぱい並んだ料理を、「これ、美味しいよ！」ってお互い言いながら、お腹いっぱいいただいた。
片付けてもらうと、また、大貴のスイッチが入って、ベッドに呼ばれた。
大貴「これやってみたかったんだよねー」
そう言って、自分の浴衣を止めている帯をスルッと取って、私の頭の上で、私の両腕を縛った。
大貴「いいだろ‥」
ダメって言える状態じゃなくて。
熱くなっている、大貴の言いなりになった。
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作者名：やまぱん
| 作成日時：2016年11月23日 15時
