検索窓
今日:7 hit、昨日:19 hit、合計:153,402 hit

30 ページ30





海鮮料理が運ばれたので、右側の列の一番後ろに移動した。




ここは、大貴の同期達だった。


いつかどこかで私と同じ職場になるのが怖いのか、私とは上司と話すような敬語だ。

大貴とは、同期がどこに転勤したとか、昇格試験はどこまで受かってるかと、仕事関係の話が多かった。

上司の悪口を言いたいとこなんだろうけど、私がどんな繋がりがあるのか怖くて、言えないよね。




A「みんな、仕事頑張ってね」




同期「は、はい!」





誰かさんたちと違って、ちゃんと先輩として見てくれるのは、ちょっと嬉しい。









肉料理が運ばれて、同期くんたちはホッとしたかな。



可愛い同期くんたちの隣りは、大貴の大学の時の友達。

同期くんたちと、二課の皆さんをくっつけるのは可哀相だから、クッションの意味もある。


本当は、二課の皆さんの所には女の子もいるし、真ん中にしたかったんだけど





有岡「いや、一応、みんな先輩だからさ。

  上座にしてくんない?」





私は全員後輩だけど、大貴の将来を考えて、そうすることにした。





大学の時の話って、あんまり聞いた事ないから、興味津々だった。

女の子が一人いたし、かなり気になってた。




誰・・・まさかね・・・って。




私の隣にいた男の子の彼女で、同じ大学で、その頃からずっと付き合ってるらしい。

よかった・・・




A「大貴って、大学の時もモテました?」




みんな顔を見合わせて、誰か答えろよ、なんて言えばいいんだよみたいな顔をしている。





有岡「まあ、ボチボチだよな」




自分で答えちゃってるし・・・


友達も「まあ、そうだな、ボチボチってとこだな」って大貴に合わせてるし。


相当遊んでたんだろうなって、すぐ分かっちゃったんだから!




有岡「あいつ、どうした?

  起業するとか言ってたけど」




自分で話し、変えてるし!




まあ、いっか。

今は、私だけのものだし。









最後に、デザートが運ばれる前に、ケーキカットをすることになっていた。

席で食事をしていた伊野ちゃんが、また前に立ち、私たちを囲むように案内を始めた。




長方形で、スポンジケーキを新鮮なイチゴやベリー系や生クリーㇺで飾ったウエディングケーキ。

ケーキ入刀のあと、みんなで分けて食べることになっている。




芸能人にでもなった気分で、みんなのスマホと裕翔くんのカメラが向けられていた。






31→←29



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (259 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
566人がお気に入り
設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2018年2月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。