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唇を軽く重ねていたら、私の電話が鳴った。



ハッとして、知らない番号の電話に出ると、引越屋さんからだった。





A「はい・・・はい・・・わかりました

気をつけて・・・失礼します」







有岡「なんだって?」






A「予定通りに着きそうだって。

だから、四時くらいだから、こっちももう少し片付けよ」





あと一時間くらいで仙台からの荷物が到着するというので。

大貴は車から荷物をおろし、私はそれを受け取ったり。

スーパーで買ってきたものを、新しい冷蔵庫にしまったり。


車の荷物を降ろし終わると、大貴はスマホで音楽を流しだし、二人で全部の床を拭いたりしていた。





途中でゼリーを飲んだりもしたけど、無理をしないようにと大貴がうるさいから、ゆっくり片付けを進めた。





引越屋さんが到着すると、慌ただしく荷物が運ばれ、

ダブルベッドも、組み立てられた。



養生をはがし終わり、体育会系のお兄さん達に挨拶され、また静かな室内になった。




有岡「さて、どうすっか」




家具は配置されたけど、ダンボールは積みっぱなしだから、どこから始めるか指示を待ってるっぽい。

そういうとこは、まだ部下な感じ。





A「洋服ダンスか、収納ケース、買い足さないとダメだね。

やっぱり、大貴の洋服いっぱいある」






有岡「いや、これでも結構捨ててきたんだけど」





A「あぁ、いいのいいの。

オシャレな大貴も好きだから、それでいいんだけど。

夏物は、とりあえず箱のまま奥にしまって、今着るのは、ダンボールのまま出しとこ。」




有岡「うん・・・」




一箇所ずつ指示を出すと、丁寧に片付けてくれて。

私はキッチンを片付け始めた。




作業の途中で、何か思い出したみたいで。

自分の荷物からスピーカーをだし、何かセットをして、また音楽を流し始めた。



大貴の好きなアーティストは、耳に心地いい。




A「次は、お風呂。

買ってきたシャンプーとか使えるように並べて、タオルのケースもいい所に置いて、

それ終わったら、下駄箱に靴を並べてね」





私も、細々とした物を、所定の場所に並べた。





まだ少しダンボールがそのままだけど、私は夕飯を作る事にした。





炊飯器が怖くて、マスクをつけ、とりかかった。





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作者名:やまぱん | 作成日時:2018年1月21日 21時

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