心待ち、Baby (Daiki.A) (ページ1)

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1◆今までのお話◆ ページ1

◆今までのお話◆

AA(現在結婚して有岡姓)・・・29歳。OA機器メーカーの仙台支店に勤める営業職。課長代理という役職者。

有岡大貴・・・26歳。OA機器メーカーの東京本社に勤める営業職。

大貴が25歳になる15日前に、横浜支店から東京本社に転勤をしてきて、その時の上司がAA。

Aは、5年前の大失恋から、仕事に生きようと決意。

だてメガネをかけ、仕事メインの生活を送っていた。

そこに転勤してきた大貴は、周りからのプッシュもあり、次第にAを好きになっていく。

そして、年下の男の子で失敗をしたAは、大貴の事がとても気になるけど、なかなか前に進めないでいた。

なんだかんだあり、Aも自分の気持ちに素直になろうと、付き合うことになった。

その年の暮れ、Aは、仙台支店への異動の辞令が出た。

恋人の大貴に、何の相談もなく仙台行きを決める。

仕事に生きると決めていたのに、「結婚」の二文字がどうしても頭から離れずにいた。

このまま、先の見えない遠距離恋愛を続けていくことに、意味があるのか。

大貴は、近くにいる女の子に目が向かないのか。

色んな不安から、別れを告げることになる。

仙台まで追いかけてきてくれた大貴。

ちゃんと結婚する意志があるということ。

遠距離恋愛でも大丈夫だと説き伏せられ、再び付き合うことになる。

二週間に一度、仙台まで通ってくれて、愛を育んでいった。

そして、Aの29歳の誕生日、軽井沢旅行で、サプライズで結婚式を行うことになった。

二人は、一年半の交際を経て、籍も入れ正式な夫婦となった。

その二か月後の十二月。

Aが一月から千葉営業所への異動が決まった。

やっと、夫婦が同じ屋根の下で暮らすことが決まり、クリスマスの連休に、引っ越しの準備をしている二人から・・・・続きます。

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