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9 Daiki ページ9

Daiki




素直に「好き」を伝えてくれて、嬉しかった。

恥ずかしそうに言う姿は、相変わらず可愛い。



今日の日の奇跡に感謝して、二人で月を見上げた。


後ろから抱きしめると、俺の手に細い指がかけられた。





大貴「ねえ、痩せた?」




A「どうだろ。太ってはないと思うんだけど・・・」




大貴「ちゃんと食べてる?」





A「食べてるよ。心配しないで・・・」





大貴「さっきも、あんま食ってなかったし」





A「もともと、そんなに食べないよ。

でもね、大ちゃんとご飯を食べるなんて緊張しちゃって、胸がいっぱいで。


それに・・・」





大貴「それに、何?」





A「ダイキにも、こんなの食べさせてあげたいなって思っちゃって・・・

あぁ、ちゃんとご飯は食べさせてるよ!

でも、ダイキと美味しいねって言いたかったかなって」





大貴「じゃあ、今度一緒に食べに行こうよ」





A「ううん、あんな素敵なお店、ダイキには無理・・・」






大貴「あそこ、ピッツァ、持ち帰り出来るから、来週の水曜、仕事終わったら、買って行くよ」






A「え?来週?」






大貴「うん、毎週水曜日は、こっちの病院終わったら、一緒にメシ食うって決めたんだけど」






A「勝手に?」





口調は怒ってる風なのに、斜め下に見える口元は笑っていた。





大貴「毎週水曜日、あと週末休みだったら、来るから。

ダイキくんにも慣れてほしいし。

あっ、運動会・・・いつかな」






A「来月、10月の体育の日の前日、日曜日」





大貴「仕事調整してみるわ。

Aのご両親にも会えるよね 」






A「えっ・・・まあ、来ると思うけど」





大貴「ちょっと待って・・・カレンダーカレンダー・・・

運動会は10/11で、あっ、Aの誕生日は木曜日なんだ。

前日の10/14水曜にお祝いしようか。

ケーキとか食べるもんとか、オレが準備するからさ」







A「う、うん・・・」







大貴「ご両親とか雄也さんも来る?

外食の方がいい?」






A「私の誕生日は、今年から三人でいいよ。

外食は、ダイキがいると落ち着かないんだけど、個室とかなら大丈夫かな・・・

  そんなに急展開で、いいのかな・・」






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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年11月5日 12時

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