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A「寝たよ・・・」




大ちゃんに、そっと伝えた。




大貴「おぉ、じゃあ帰るか」




A「ごめんね、お疲れなのに」




大貴「いや、今日はダイキと話せないかと思ってたから、よかった・・・」










うちに着き、ダイキを布団に寝かせ、大ちゃんはお風呂に入った。


その間に、夕飯を温めて待っていた。















気が付くと、私はダイニングテーブルに突っ伏して寝ていて、大ちゃんはお皿を洗っていた。


体を起こすと、さっきダイキにかけていたブランケットを、私にかけてくれてたみたいで、床にスルッと落ちてしまった。





A「あ、ごめん。洗い物するよ・・・」





大貴「もう終わるから。

  ごちそうさまでした」





A「うん・・・

  あのさ、さっきの検査のやつ、どのくらいで結果出るの?」





大貴「一週間くらいかな?

  それ出たら、早目にうちの実家に行きたいんだけど」






A「うん・・・やっぱり緊張するな。

  バツイチの子持ちだし・・・年くってるし」





大貴「その子供は、俺の子だろ?

  年なんて、気にすんなって。


  ねえ、Aは、結婚式したい?」






A「んーー、それほどでもないかな。

  ウエディングドレスへの憧れは、もうないけど。

  ただ、大ちゃんと結婚したんだなって思いたいから、家族だけで写真は撮りたいかな。


  でも、大ちゃんのご両親が、式をするようにって事だったらするけど。

  そっちに合わせるよ」






大貴「そっか・・・わかった」






A「そろそろ、寝よ・・」





大貴「え?!ダメだよ・・・

  先週してないんだから、いいでしょ?」






A「え・・・でも・・・」





大貴「大丈夫・・・」






リビングのソファーに、指を引かれ座らせられた。



大ちゃんの熱いキスをあび、今日もとろけていった・・・









翌水曜も来てくれた数日後、電話で結果が出たと連絡があった。





大貴「当たり前だけど、俺が親の確率99%出たよ!」




A「良かったって言うと、私にやましい事があったみたいだから言わないけど」





大貴「俺は、信じてたよ。

  でも、うちの親対策だからさ、ごめんね」





A「わかってる」





大貴「来週の祝日に、千葉に行かない?」





A「うん・・・いいよ・・・」





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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年11月5日 12時

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