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背中に感じる体温が気持ち良くて、ずっと抱きしめられたままだったけど、顔だけ後ろを向いたら、そのまま体も回転させられた。
私の背中に腕を回し、私は大ちゃんの腰に腕を回した。
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大貴「早く、一緒に住みたい・・・」
A「うん。
その為に、頑張るね」
大貴「うん」
私はスッと背伸びをして、上を向いた。
そして、可愛い赤い唇にチュッて軽くキスをした。
そのままかかとを落とし、大好きな胸の中に顔をうずめた。
大貴「なんか、Aにキスされるとか、前だったら考えらんねえよな」
A「え？そお？」
大貴「今日も、いい？」
A「水曜日にしたじゃん」
大貴「いいでしょ？」
私をヒョイっと持ち上げて、リビングのソファーに座らせられた。
そこからは、大ちゃん任せ・・・
求められるだけいいんだよね。
幸せだなって思える事・・・大ちゃんと、共有していきたい。
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お弁当が作り終り、洗濯も干し終わった。
そろそろ二人を起こそうと、寝室に入ると、二人とも右側を向き、足を同じ角度に曲げていた。
親子で同じ形で寝てる姿に、ホッコリして。
スマホを持ち出し、写真におさめた。
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A「おはようございます！
だいきさん！朝ですよ！起きて！」
二人の間に座り、両方の体を揺する。
木曜日の朝、大ちゃんを起こす時は、ダイキを起こしたくないから、そっと起こすけど。
今日は二人一緒に起こすから、大きな声で呼んでみた。
A「だいき！！朝だよ！
運動会、遅れるよ！」
ダイキは、目をパチッと開けて、上半身を起こした。
A「ダイキ、おはよ」
ダイキ「おはよ」
A「ご飯いっぱい食べて、運動会行こうね」
まだちょっと寝ぼけてるから返事はしなかったけど、視線が大ちゃんに向けられた。
ダイキ「大ちゃん・・・いたね」
A「大ちゃん、起こしてよ。
全然起きないんだから！」
ニコーッて笑って、ハイハイで大ちゃんに近づいた。
きっと、いつも起きると大ちゃんはいなくなってて。
今日は、いたから嬉しいみたいで、小さな手で、大ちゃんの体をゆすりながら「だいちゃん、おきて！」って高い声を出していた。
大貴「んーーーっ」
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作者名：やまぱん
| 作成日時：2017年11月5日 12時
