24 11月第一週の土曜日 ページ24
・
11月第一週の土曜日。
涼介くんに誘われて、高校サッカーを見に出掛ける日。
寒さ対策をして、高校の時、サッカー部のマネージャーをしてたって言ってた、
大学の友達のサクラと一緒に、言われたサッカー競技場に向かった。
A「なんか、青春だね!」
サクラ「まあね、私達、もうこんな時代には戻れないもんね」
顔を見合わせて、クスッと笑った。
サクラ「で、彼はポジションどこなの?」
A「彼って、彼氏じゃないからね!
あと、ポジションって何?」
サクラ「彼氏じゃないのはいいとして、ポジションも知らないの?」
A「あぁ、背番号は10番って言ってたよ。
背番号なんて、ここから見えるのかな?」
サクラ「え?10番なの?
それって、エースナンバーだよ!
すごいじゃん」
A「そうなの?何か、よくわからないけど」
平成高校は、紫色がチームカラーで、彼らのユニホーム、ベンチコートも紫だった。
スタンド席には、応援団と、紫のポンポンを持った可愛いらしいチアの子達。
そして、父兄なんだろうなって人達。
大応援団がスタンド席を埋めていた。
A「何か、緊張するね・・・」
サクラ「まあね、準決勝くらいになると、力、入るよね」
父兄席の方に目をやると、スーツではなく、私服の坂本さんが見えた。
・
1203人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やまぱん | 作成日時:2017年6月22日 17時