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24 Daiki ページ24

Daiki



A「そっか・・・ありがとね。

  すごく嬉しかったよ。


  あっ!ねえ、結婚指輪!」





有岡「え?どお?気に入らない?」




前に聞いた時に、これがいいって言ってたの、そのまま注文したんだけど・・・





A「大貴は?大貴、こだわりたいって言ってたけど、

  これって、私がいいって言ってたやつだよね」




有岡「そうだけど、俺もこれがいいって思ってたから」





A「ホント?」





有岡「うん、俺もAが選んだもの、結構好き。

  腕時計とか、好きだよ、ああいうの。


  ってか、Aの事が、全部好き!」





A「じゃあ、これちょうだい!」





そう言って、いたずらな目をして、俺のホワイトなアイスを、

ほぼ全部、パクッて食べちゃったんだよね。





有岡「口に、ついてんぞ!」




A「え?どこ?」




さっきまで、あんなにキレイな格好してたのに、

口にアイス付けてるAが、やっぱり可愛すぎて・・・



俺の唇で、それをとってあげたんだよね。



目をまんまるにしたまま、息を止めてるAが、面白くて。

何にもついてない唇に、もう一度チュッてしたんだ。




A「ばか・・・」




俺の肩に頭をもたれて、甘えてきた。




A「寒くなっちゃった」




わざと耳元で、吐息交じりで答えた。




有岡「俺の、食っちゃったからだろ」




え?何?
なんか、その言葉って、変な意味ある?




って顔で、慌てて俺の肩から離れた。





A「なんか、もっと色々言いたい事あったんだけど。

  忘れちゃったな。

  あっという間に、色んな事が終わっちゃって、

  昨日の自分とは、別人になった気分」





有岡「まあ、苗字が変わったからな。

  やっぱ、変わったんじゃねえの?

  でもあれだな、まだ当分一緒に住めねえから、実際はあんま、変わんねえかも」





A「あさって会社に行ったら、結婚届出すでしょ?

  そしたら、転勤の希望も出しとくね。

  東京営業部には行けないだろうな。

  横浜営業所になったら、嫌だなって思ってて。

  そういう希望は出せるのかね」





有岡「どうだろうな。

  どうでもいい事だけど、もういねえぞ」






A「え?辞めちゃったの?

  そういう事・・・ちゃんとチェックしてるんだ・・・」





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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年5月21日 18時

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