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Daiki



A「私ねー、抹茶とティラミス」



有岡「もう決まったの?」



確か、一回目に来た時は、

俺がコシヒカリとトウモロコシ。
Aがピュアミルクとブルーベリ&ヨーグルト

二回目は

俺が巨峰と栗で、Aはリンゴとキャラメル。



俺の記憶力、結構すげえな。

なんとなく、前に来た時と違うのにしたいって思うからね。



有岡「すみません。抹茶とティラミス一つと、ホワイトバニラとホワイトモカ」



A「ホワイト好きなの?」




え?あ?気が付かなかった。

きっと、Aのせいだろ。

真っ白なAの、ウエディングドレス姿のせいだ。


ジェラートを受け取り、近くのベンチに座った。




A「はい、どうぞ」



自分が好きなもんも、一番に俺にくれるんだな。



A「ふふっ、美味しい・・・」



有岡「はい・・・」




A「大貴のも、美味しいね。

  ホワイトチョコなんだねー」




有岡「幸せそうだな・・・」




A「え?大貴は幸せじゃないの?」



有岡「あぁ、幸せだけど・・・」




A「私は、すごく幸せだよ」



そう言って、スプーンでアイスを大きくすくって、パクッてひと口で食べた。


正面とアイスに視線を送って、全然こっちを見ないで、




A「ねえ、なんでサプライズにしようと思ったの?」




有岡「え?んーー。

  夏のボーナス貰った時点で、九月には行けるなって思って。

  でも、目標達成から準備してたら、今年中に結婚出来ねえかなって思って。

  籍入れるだけじゃイヤで、ちゃんと結婚式もしたかったからさ、

  目標達成出来てないけど、とりあえず予約入れちゃったんだよね。

  八月の終わりには、全部予約は完了してたかな。


  本当は、一緒に準備したかったよね、ごめんね」




A「うん・・・一緒に決めたかったかな。

  大貴一人で、大変な思いしてたかと思うと、申し訳なくて」




有岡「いや、俺はそんな大変じゃなかったよ。

  Aの事考えて、幸せだったなー。


  それにさ、Aって、俺が決めたもんとか好きかなって思って。

  反対された事、無い気がするんだけど」




A「あーー、『俺の事、すげー好きだろ』とか思ってんの?」



有岡「違うの?」



A「大貴が選んでくれたものは、全部好き」



有岡「だろ?だから、結構スムーズに決めてった」

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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年5月21日 18時

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