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15 Daiki 5/3-4 ページ15

Daiki



家に着き、そろそろ失礼しようと思ったら、




母「A、今日は泊まっていくんでしょ?」




A「ごめん、ちょっと用事があって、今日は泊まれない」




母「え?!そうなの?」




妹「えー、そうなんだ。

  つまんないの」




お父さんも、残念そうにしている。




どうしよう。

俺も、Aの側にいたいけど。

たまにしか帰ってこない娘が、もう帰っちゃうのが、とっても寂しそうで。

俺は思い切って、Aに伝えてみた。




有岡「俺、一人で帰るよ。

  明日、うちに来てくんない?」




A「え?でも、さっき約束したじゃん。

  大丈夫なの?」




今度は耳元で・・・




有岡「その後は、ずっと一緒だかんな」




A「うん・・・わかった」




ちょっとホッとした顔になっていた。




A「お母さん、用事ね、明日で大丈夫そう・・・

  泊まって行くわ」




母「そう?よかった!

  Aの為に作ったものがあるのよ」




家族全員が、嬉しそうで。

よかったなって思った。


車の後ろから、Aのキャリーケースをおろし、




有岡「あの、そろそろ俺は失礼します」


 

全員出てきてくれて、見送ってくれた。

仲良し家族なのを、改めて感じて。

Aが、男の人と一緒に仕事をしている事を、家族全員が誇りに思っているし、

頼りにされてるみたいだった。



俺も、この家族の一員として、やって行けそうな気がして、ホッとした。















次の日は、うちの父ちゃんが家にいるので、改めて挨拶をする事になっていた。


10時半頃うちに着き、上がってもらった。



大貴母「そんな、改まらなくていいわよ。

  昨日、無事に許してもらったんだから、それでいいんだけどね」





有岡「Aが、二人がそろってる時に、ちゃんと挨拶したいんだってさ」




A「すみません、お時間を割いていただきまして。


  昨日は、うちの両親が、大貴くんと私との結婚を快諾して喜んでおります。

  まだまだ未熟ではありますが、協力し合って、温かい家庭を築いていきたいと思っています。

  どうぞよろしくお願いいたします」




昨日の俺みたいに、座布団から外して、深々と頭を下げている。



有岡父「大貴は、まだ子供っぽいとこがあるけど、

  Aちゃんなら安心してます。

  こちらこそ、よろしくお願いします」




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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年4月13日 1時

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