君に触れたい 6 (Daiki.A) (ページ48)

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大貴に呼ばれて、浴室に入った。

A「あ・・・・あのー、そっち向いてて」

有岡「え？！いや・・見てねえから、大丈夫だって」

やっぱり、先に入りたかった。

でも、仕事終わりで、遠くまで来てくれたから、

寒かっただろうし、先に譲ったんだけど・・・

シャワーヘッドの位置を、私の身長に合わせて、少しだけ下げ、

壁に向かって洗い始めた。

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なんとなく、振り返ると、やっぱり目が合った。

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有岡「いや・・・見てねえかんな！」

何も答えず、また洗い続け、そしてもう一回振り返ると、

ニヤニヤした顔と目が合った。

A「何か、楽しそうだね」

有岡「いいだろ、別に!!」

ニヤニヤした顔が、ちょっと怒った顔になり、

ぐーんとお尻で滑りながら、口の辺りまでお湯にもぐってしまった。

バチャーンッ

すごい水の音がしたので振り返ると、湯船の中で立ちあがっていた。

有岡「あー、あっちー。

　早く、プクプクしたい」

ちょうど洗い終わったので、発泡タイプの入浴剤を

ポンと湯船に入れた後、大貴に抱きついた。

そして、三週間ぶりに浴室で体を重ねた。

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