45 ページ45
・
一度電話が切れ、すぐにかかってきた。
仕方なく出る事にした。
大好きな人が、ちょっと照れくさそうに映った。
有岡「よっ！」
手をおでこの辺りに置き、挨拶をしてきた。
A「大貴だ・・・」
有岡「俺じゃなかったら、こえーだろ」
A「今日も、カッコいい・・・」
有岡「なんだよ、カッコいいとか普段言わねえのに、照れるだろ」
気が付かないといいなーってのと、
慣れないので恥ずかしいなってので、
なんかモジモジして、カメラの方に視線を向けられなかった。
有岡「A・・・ちゃんと顔見せて・・・」
スピーカーで聞こえる声は、音声がちょっとガサガサと汚いんだけど、
そんな甘い言葉をかけられて、やっぱり恥ずかしい。
と、次の瞬間・・・
有岡「あっ！！ちょっと立ってみて」
A「え？！やだ！！」
有岡「イヤじゃ、ねえし！！早く、立って！！」
バレちゃったのがわかったので、音楽を聴くためのスマホスタンドに、スマホを立て、
そっと、フレームアウトした。
有岡「おいっ！どこ行くんだよ！」
仕方なく、顔だけを画面の端から出してみた。
A「何？」
有岡「何じゃねえだろ！それ、俺のパーカーだよな！」
A「いいじゃん、別に・・・
小さくて、丁度よかったんだもん」
ちょっと嫌味を言いながら、開き直った。
有岡「いいけどさー、自分ばっか、ずりいじゃん！
俺も、Aを感じたいよ・・・」
大貴のトーンが下がった。
本当に淋しがってるみたいで・・・
A「ごめん・・・
でもさ、おうちに一人ぼっちだし、寒いし・・・いいでしょ？」
私の淋しさを理解してくれたっぽい。
仕方ないなって顔をして、ちょっと笑顔を向けた。
有岡「今度は、何か持ちかえろっと」
A「ふふっ、何がいいかなー」
有岡「やっぱ、下着じゃね？」
A「下着、もしかして付けるわけじゃないよね!!」
有岡「バカなの？・・・でも、つけてもいいかもな」
A「ダメ！！絶対、ダメ！！」
有岡「じゃあ、とりあえず、今、見せて！」
A「何を？」
有岡「下着・・・」
大貴に、変なスイッチが入っちゃったっぽい・・・・
どうしよう。
******
18歳以上の方は、大人編に飛べます。
「この作者の作品を全表示」から見れます。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 988人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やまぱん
| 作成日時：2017年3月6日 21時
