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今日も私からお風呂に入った。
一緒に湯船につかって、入浴剤をぷくぷくさせた。
いつものように、後ろから抱かれて、そして首筋にキスをされる。
有岡「お好み焼き、美味かったし、楽しかったな・・」
A「うん、楽しかったね。また、やろうね」
有岡「この後は、さっき買ってきたの、試すんだよ。
それも、楽しみだね！」
A「あ・・・うん」
まさか、ストーブの事言ってるのかな？
楽しみって言ってるんだから、違うか。
どっちの事言ってるのかわからなくて、それ以上の返事は出来なかった。
脱衣所のストーブのお陰で、ゆっくり慌てることなく、ボディークリームを塗れ、パジャマに着替えられた。
今日も大貴にドライヤーをしてもらっていて、ふと目に入った卓上カレンダーを見て、ビックリした。
A「ねえ！月曜日、成人の日で休みじゃん！」
有岡「え？マジで？！忘れてたわ」
A「その日まで、いられる？」
ちょっと遠慮がちに聞いてみる。
有岡「もちろん。やべー、楽しみになってきた！」
私達二人とも、のん気だなって思って。
大貴は、金曜日半休してるから、その日もお休みした気になってたのかな？
私の場合は、本当に忘れてたんだよね。
次に私が大貴にドライヤーをした。
目をつぶったままの大貴に、話しかけられた。
有岡「なあ、今日はどれ使ってみる？
俺は、『0.01』か『ジェル』のがいいんだけど、Aは？」
A「私はどっちでもいいけど・・・・」
有岡「けど、何だよ」
A「そろそろ、女の子の日になるから、一番に試したいのがいいよ」
有岡「明日、出来ねえかもしんねえの？
それ出来なかったら、次に来る日まで、出来ねえんだよな」
A「まあ、出来ないって事もないかもしれないけど･･･」
有岡「口とか？また風呂場でするとか？」
A「ちょっと！そういう事言わなくていいから！」
有岡「いいじゃん！誰もいねえんだし」
A「そうだけどさ。
恥ずかしい・・・
そういう会話って、恋人同士だと普通なの？
ごめん・・・・そういうのの普通がわからなくて・・・」
いい歳して、恥かしいとか、ないわーって思ったけど。
恥ずかしいものは、恥かしいんだよね・・・
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作者名：やまぱん
| 作成日時：2017年3月6日 21時
