君に触れたい 6 (Daiki.A) (ページ15)

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15 Daiki ページ15

Daiki

Aが、俺じゃない男に、気に入られようとしたという事実。

それも、まだ保留にしてるという現実。

さっき、またやり直すって、確認したんだから、大丈夫なはずなのに。

不安な気持ちと、大好きだって気持ちが合わさって、Aの上に乗り、顔の脇にある、両腕の手首をつかみ、夢中でキスをしていた。

そして、久しぶりに体を重ねた。

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その後、寝る準備をして、俺の腕の中に抱き、足を絡ませた。

A「私・・・一カ月ぶりくらいかも・・・好きって気持ちだけでしたの。

　だから・・・幸せだった。

　ねえ、明日も泊まっていってくれる？」

Aがそういう事言うのって、珍しくて。

自分の気持ちを、ちゃんと言えるようになったんだと思ったら、嬉しかった。

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