君に触れたい 6 (Daiki.A) (ページ11)

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A「大貴、お風呂先に入ってもいい？」

有岡「うん････途中で、呼んでね」

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なんか、すっかり以前の様に戻ってるけど。

これで、よかったのかな････

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私が大貴の事、好きな気持ちは変わらない。

私との事を、今回、ちゃんと考えてくれた。

その結果「結婚とか････全然考えてない」って訳でもなさそうだし。

結婚がすべてかと言われたら、そんな事もないし。

でもね、ちょっと思う事があってね。

いわゆる、「結婚適齢期」と言われる時期に出会う人は、ある意味、運命の人なんじゃないかと思って。

だから、大貴との関係････私が好きだって思ってるんだから、続けてもいいのかなって。

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遠距離恋愛、ダメになったらダメになっただもんね。

だから、これでよかったって思う事にした！

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久しぶりに、体を念入りに洗った。

いや、いつもちゃんと洗ってるけど、あの････あれ････、大貴が、不意に舌をはわせてくるから････

ローズの香りのボディーソープを、いっぱい泡立たせて、体中に塗り、全身を覆った。

お気に入りの香りに満足し、扉を開け、大貴の名前を呼んだ。

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有岡「Aの匂いだ！まあ、俺も使うから、俺の匂いでもあるけど」

浴室に入るなり、そう言い、シャンプーを始めた。

シャワーヘッドに背中を向けて洗うスタイル・・・大貴だ・・・。

恥ずかしいから、反対側向くんだけどね・・・

あっという間に洗い終わって、湯船に入ってきた。

いつからか、発泡の入浴剤は、二人揃ったら入れるって事になっていて。

それが、子供のおもちゃになっていて、大貴は楽しそう。

プクプクと小さな泡が連なっていて、可愛いよね。

A「大貴・・・ごめん。のぼせそうだから、先に出るね」

まだまだ泡がプクプク出ているので、ちょっと残念そうに

有岡「わかった・・・でも、ちょっとだけいいでしょ？」

半分立ち上がってたのに、腕を引っ張られ、後ろから抱きついてきた。

その腕は、男らしく太くて、手首が細く、よく動く指は、関節が太いけど、指は細くて、いつもキレイに切られている爪････これは、優しさでもある？

大好きな人の腕に包まれて、いつものように首筋にキスをされた。

心地いい、ひととき・・・・

やっぱり、大好き・・・・

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