Mi tesoro.

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作戦2・撮影休憩中に仲良くする

〜撮影休憩中〜


『ねぇねぇ、おってぃー君

この動画、面白くない？』


わざと拓朗の前で、おってぃー君に話しかける。


すると、

おってぃー｢どんな動画？」

とおってぃー君が、隣に移動してきて

同じ画面を見る。


同じ画面を見ることで、

自然と距離が近くなる。


拓朗でイケメンには慣れてるつもりだけど、

やっぱり少し恥ずかしい。


おってぃー「Aさん、愛されてますね」

と、おってぃーくんが耳打ちをしてきた。


『なんで？』

と、耳打ちし返すと


おってぃー「めっちゃ睨まれてます、俺w」


おってぃーくんに言われ、

拓朗の方をチラッと見ると、

わぁ、怖。


でも、なんだか可笑しくて

笑っていると

【こっちに来て】

と、スマホに拓朗からのメッセージが届く。


おってぃーくんと画面を見ているから、

牽制しているつもりなのかな？


さすがに従わないといけないから、

素直に拓朗の方に行くと

手を引かれ、拓朗の膝の間に座らされる。


『どうしたの？』

っと聞いても、反応してくれない。



はなお「おい、タク！イチャイチャすんな！」

と、はなおさんが茶化すと


拓朗は私の頭を撫でながら

川上「俺のなんで。」

そう言って、そっぽを向いた。


不意のデレに

ダメージを受けていると、

はなおさんも撮れ高に満足したのか


はなお「【彼女が浮気していたら、

東大生はどんな反応するのか！？】

検証結果、嫉妬する！」

と、その場で小躍り？をしたw



川上「は？」


はなお「最近のAちゃん、変じゃなかった？

それ全部、ドッキリの為です。」


はなおさんのその言葉を聞き、

拓朗は、恥ずかしそうに私の肩に顔をうずめた。


はなお「タク、嫉妬したやろ？」


川上「まあ。」



その言葉を聞いて、もっと恥ずかしくなった私でした。

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