Mi tesoro.

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ただいま。おかえり。

お互いに言う。



川上｢ゆっくりしてて。｣

そういって、キッチンに向かう拓朗。


正直、すんごく心配なんですけど、、、。



でも、ゆっくり休むなんてなかなか出来ないから

無人島開拓でもするか←


拓朗と兼用で使っているから、

スムーズに進められる。



川上｢A、座って｣


夢中になっていると、拓朗に呼ばれる。


ゲームを中断し、テーブルに向かうと、、、


『え？何コレ、すごい』


普段、全く家事が出来ない拓朗が、

私でも作れないような夕食を作っていくれていた。


『本当に拓朗が作ったの？

すっごい！！』


思わず、興奮して写真を撮る。



すると、拓朗は照れくさように

川上｢早く食べないと、冷めちゃうから｣

といった。



実際、食べてみると本当に美味しくて

感動した。



『いつ、作れるようになったの？』


川上｢1ヶ月くらい前から、山森さんに頼んで

教えて貰ってた。

この後、デザートあるから｣


出来すぎた彼氏すぎて、

胸が苦しくなった。


川上｢これ、｣


拓朗が出してくれたのは、

ケーキだった。


『え？この匂い、、、』


最近、拓朗からする甘い匂いの正体だった。


拓朗は、私のために怪我をしてまで

料理してくれたのに、浮気かなんて疑って

最低だ。私、、、


そう思うと、涙が出てきた。



川上｢え？このケーキ嫌いやった？

ごめん。｣


『違う、ごめんね。

最近、拓朗から甘い匂いするから

浮気されたと思った。ごめんね、、、』


私が正直時期に話すと、

少し驚いたように、困ったように笑って


川上｢いや、俺が秘密にしてたから、

気にしないでいいよ。

ほら、食べないの？？｣


優しい拓朗にまた、涙が出てきて


『た、たべるぅ〜』泣




私たちの恋人イベントは、

一筋縄では行かないようです。

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