Mi tesoro.

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ただ恥ずかしい過去を暴露してから数日。


私はあるスタジオに来ている。


毎週水曜日の夜7時〜放送の大人気番組。


東大王に。


なんで、候補生もいるのに・・・。

と思いますよね。

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ある日。

光ちゃんとお茶をしていた時のこと。


いつも通り、他愛もない話をしていたら

♪♪♪♪♪

光ちゃんに電話がかかってきた。


鈴木「もしもし、鈴木です。

どうされましたか？


《いや〜、それがですね。

次回の収録に、候補生3人来れそうにないんですよ〜》


え！？3人ともですか？


《はい。砂川さんが家庭の用事。

林さんが講義。

紀野さんが風邪をこじらせてしまったようで》


そうなんですか？

それでなぜ、電話を？


《そこで伊沢さんに東大生を紹介してもらいましたら、

鈴木さんのお友達の橘さんでして、

伊沢さんが鈴木さんが頼んだら、絶対に出るとおしゃっていましたので、

お願いしていただけますか？》


ちょっと待っていただいてもいいですか？


《はい》


ねぇ、Aちゃん」



『ん？どうしたの？』

いきなり話しかけられてびっくりした。

光ちゃんだから、全然許すけど♡


鈴木「東大王、出たい？」


・・・え？


『出られるチャンスがあったら出たいけど、どうしたの？本当に』


鈴木「やりたいそうです。


《本当ですか！？ありがとうございます。

お休みのところ、失礼しました。》


はい、お疲れ様です。」


理解が追いつきません。


『光ちゃん？説明してもらえる？』


鈴木「Aちゃん、東大王出れるよ！」


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というわけでして、偶然にも出れることになりました！


光ちゃん以外には秘密だそうなので、裏で待機中です。

テレビなんて初めてで緊張しています。



山里「さあ！今日も始まりました。東大王！

ってあれ？東大王チーム少なくない？」


ヒロミ「どういうことだよ！水上！！」


水上「いつもの3人がそれぞれ用事みたいで・・」


ヒロミ「そんなんで勝てんの！？」


水上「スタッフさんがとっておきの人を呼んだと言っていたので、

誰が助っ人でくるか楽しみです。」


とっておき！？

聞いてないよ。あ〜、帰りたい！！


山里「それでは登場してもらいましょう！」

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