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宣言通り。遊び尽くし、満喫した。


『どうだった?

初めてのディズニー!』


川上「まぁ楽しめたかな。

誰かに振り回されて、疲れたけど。」


『ごめんごめん!w』


そんな会話をしていると拓朗くんが立ち止まる。

不思議に思って見つめる。

彼が見ていたのは、夕日に染まったシンデレラ城。


『綺麗』

やっぱり女の子。お姫様って憧れる。


川上「なぁ、シンデレラってなんで靴を残したんだと思う?」


『え?抜げたんじゃなくて?』


何をいうかと思ったら、急にシンデレラ。

わざと靴を残したとしたら・・。


『見つけて欲しかった。

あるいは、会いに来て欲しかったんじゃないかな?

何か残っていれば口実にできると思ったから』


川上「俺もそうだと思う。

あとは、忘れて欲しくなかった。

シンデレラは靴を残すことで、王子様の記憶に居たかったんだと思う。

俺もそうだったから」


そう言って、照れ臭そうに笑う。


ちょっと、待って。どういうこと?


『拓朗くん?

シンデレラと拓朗くんは違うでしょ?』


川上「いや、一緒。

俺もシンデレラと同じ考えやったんだと思う。

Aにハンカチを渡したってことは」


え?どういうこと?



困惑している私の頬に手を添え、


川上「好きだよ、Aのことが。

俺だけのお姫様になってほしい」


っっええ!?////

拓朗くんが私のことが好き!?

お姫様になってほしい!?

返事、返事!!


『私も拓朗くんが好き。

私なんかがお姫様でいいのか分からないけど、

拓朗くんは私だけの王子様だね!』



夢にも思わなかった。

大好きな場所で、大好きな人に憧れのお姫様にしてもらったなんて。

幸せすぎる。



『ありがとう!拓朗くん!!』


川上「ふ、こちらこそ。

あと、くん付け禁止な。呼び捨てで呼んで」


『え!?

っでも、今さら呼び捨てなんて!』


全力で否定する私の耳元に口を寄せて、


川上「早く呼ばないと、キスするよ」

と言い、軽く耳にキスを落とす。



『た、たくろう!!』


川上「よくできました。ご褒美やな。」


『ご褒美って!っっん』


初めてキスをしたのは、大好きがいっぱい詰まった日でした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

普通じゃないですか?』


須貝「川上くん、そんな言葉どこで覚えたのさ。」

川上「秘密です」

河村「僕は感動しました。っていうことでリア充爆発しちゃってください」

福良「僕も満足!!お開きにしよー!」

11→←作者より



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虹華(プロフ) - 笑葵さん» 返信遅くなってしまい、すみませんでした!プーさん、可愛いですよね!私の身の回りの物は、ほとんどスティッチで成り立っていますw (2019年10月27日 3時) (レス) id: f79e66fba2 (このIDを非表示/違反報告)
笑葵 - 私もディズニー好きです。1番はプーさんです。プーさんのものがあるとつい買ってしまいます。 (2019年9月8日 14時) (レス) id: 6a61485c3d (このIDを非表示/違反報告)
虹華(プロフ) - お非〜リアさん» コメントありがとうございます!確かにそうですね!普段ドSな彼氏が嫉妬するって萌えます。 (2019年5月15日 20時) (レス) id: f79e66fba2 (このIDを非表示/違反報告)
お非〜リア - 続き気になる。川上さん現実には嫉妬とかしなそう。しても完璧に隠し通してそう。 (2019年5月14日 20時) (レス) id: 9329784674 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹華 | 作成日時:2019年5月2日 22時

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