Mi tesoro.

8（出会い）川上ver. ページ16

川上side


川上「全くあいつらどこに行ったん？」


大阪から東京に受験に来て、受験が終わり観光を友達としていた。

しかし、慣れない場所。

友達を探しても見つからず、連絡をしても通じない。


携帯とにらめっこしながらひたすら歩く。



すると、誰かとぶつかってしまった。


謝罪をし、手を差し伸べる。


思わず息を飲んだ。

ぶつかってしまった彼女があまりにも綺麗だったからだ。


高鳴る鼓動の音を感じずにはいられない。



そこからどんな言葉を発したかは覚えてないが、

きっとキザな言葉を言ったんだろう。



根拠もないのに、いつか彼女とどこかで会える気がしてニヤケが抑えきれない。




なぁ、俺のこと覚えておいてくれよ。


絶対忘れへんから。


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Aside


ってな感じかな。出会いは』


須貝「青春だねぇ！そんなこと現実であんの！？」


川上「実際にありましたし」


伊沢「最初から仲良いとは思っていたけど、まさか入試からとは」


河村「神の巡り合わせ。感謝してください」


川上「なんでですか？」


半信半疑のような状況。ほんとのことだもん。


聞いてきた鶴くん寝てるし。


福良「っで、その後どうなったの？」


『まだ聞きますか？』


当たり前だと言わんばかりに笑顔を見せてくる福良さん。


もう少し思い出話に付き合ってもらいましょう。

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