第七十四章 ページ35
左之さん達と一緒に制札がある場所へと向かう
そして、目的地に着くとみんなで制札を囲うように立つ
夜になり、そろそろだと思った私は隣にいる左之さんの隊服の裾をクイッと軽く引っ張る
「ん?どうした、夕奈。疲れちまったか?」
「違う。左之さん、用心して」
私の方を見て気遣ってくれる左之さんは見ず、奴等が来るであろう方向だけを真っ直ぐ見据えながら刀に手をかけ、真剣な声で忠告する
これくらいなら影響はないだろう
すると察した左之さんも私と同じ方を向いて、槍を構えた
「うぉぉぉ!!!」
そして直ぐに物陰から数人が姿を見せ刀を抜き、私達に駆け寄ってくる
「何者だ!!」
斬りかかってきた相手に攻撃しながら左之さんは問う
「夕奈!!」
敵と一対一でやり合っていたのをいいことに、私の背後から不意を築こうとして来る敵に気付き、左之さんが大きな声を出す
それが合図かのように、私は目の前にいる敵に脇腹めがけ思い切り峰打ちで一発入れる
そして直ぐに男の大事な部分を思い切り蹴り上げれば、敵は悲鳴をあげながら地に膝をつく
姿勢を出来るだけ低くし、振り向き様に背後から来た敵の攻撃を交わし、峰打ちで伏兎を思い切り打つ
そして、先程の男同様大事な部分を思い切り蹴り上げれば、彼もまた痛みに悶えながら倒れた
因みに伏兎は人間の急所の一つで、膝の少し上の部分だ
何でそんなこと知ってんのかって?内緒
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ぷー(プロフ) - mizu217(ニイナ)さん» そう言っていただけてめちゃくちゃ嬉しいです!!キャラ崩壊してないかとか色々心配ですが...かっこよく書けててよかったです! (2017年8月25日 12時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
mizu217(ニイナ)(プロフ) - もう、無理です。左之さんかっこよすぎです〜!! (2017年8月25日 4時) (レス) id: 908cde38bf (このIDを非表示/違反報告)
ぷー(プロフ) - Asoraさん» お心遣いありがとうございます。優しさが心に染み渡ります...!これからもこの作品に目を通していただければと思いますので、よろしくお願いします。 (2017年8月24日 8時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
Asora(プロフ) - ぷーさん» いえいえ! こんな事言える立場では無いですが無理はしないでください!何時迄も楽しみに待っていますので! (2017年8月23日 22時) (レス) id: 32969ac174 (このIDを非表示/違反報告)
ぷー(プロフ) - Asoraさん» ご指摘ありがとうございます。全然気付きませんでした...!!また何かありましたら、教えて頂けると嬉しいです。そして、嬉しいコメントありがとうございます。そう言っていただけて本当に嬉しい限りです。これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2017年8月23日 22時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷー | 作成日時:2017年8月21日 10時