第四十二章 ページ14
「新選組が我等会津藩と共に待機？そんな沙汰は受けておらんな。すまんが、藩邸に問い合わせてくれるか」
日暮れになり、ようやく着いたと思ったらまたおんなじ事を言われる
「また？」
「お前らの藩邸から、九条川原に行けって言われたんだよ！」
「おい」
千鶴が呟いたと同時に、新八がもう我慢できないというように前に出ながら少し声を荒げて言うが、近藤さんに静かに制される
「陣営の責任者と話がしたい。上に取り次いでもらえますかな？」
何を言われても落ち着き、下手に出ながら話をしている近藤さんはほんとに凄いと思う
会津藩の人は新選組を見た後もどうするか考える素振りが見られ、中々動こうとしない
そんな姿を見て、私の中で我慢していたものがプツンと切れてしまった
「おい。てめぇは自分で考える事も出来ねぇのか？その頭の中に詰まってる脳味噌は、皺一つないツルツルな脳味噌か？連絡が行き渡ってなくて、振り回されてんのはこっちなんだよ」
自分でも驚く程に低く睨みながら、冷たく言葉を放つ
みんなも驚き私を見る
そんな私を落ち着かせようと左之さんがポンッと優しく頭に手を乗せてきた
その温もりに少しだけ怒りが収まり、相手を見れば、やっと動き出し上に取り次いだ
第四十二章
￣￣￣￣￣
(ぐずぐずしてんじゃねぇよ、さっさと動け)
(本当にこいつは肝が座ってるというかなんというか...口が悪くなると土方さんにそっくりだな)
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ぷー(プロフ) - 神崎舞様。気付かず申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。早急に直させていただきます。また何か気付いた点などがございましたら、仰って頂けると嬉しいです。コメントありがとうございました。 (2017年8月18日 11時) (
レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されないで夕奈のままになってる話が何話かあるのですが？ (2017年8月18日 9時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷー | 作成日時：2017年8月17日 11時
