検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:301,863 hit

原田side ページ38

あれから俺は千鶴の部屋の前で邪魔にならないよう座って待機していた

中からは何やら盛り上がっている声が聞こえる

しかし、あの格好は目のやり場に困った
曝け出した素足に体の線が丸わかりの細身の着物
他の奴に見せたくねぇなんて、そんな事会って間もない相手に思うなんてな
知らないうちに苦笑が漏れる


「え、ちょっ、わぁ!!!」


「え、きゃあぁ!!」


ーーーードンッ!!!


晴れている空を見上げながら待っていると突然中から叫び声と物凄い音が聞こえ

慌てて立ち上がり勢い良く障子を開ける


ーーースパーンッ!!!


「千鶴!夕奈!凄い音がしたが一体どうし......っ!!??」


目の前の状態を見て俺は固まることしかできなかった

おいおい、こりゃどういう事だ!?
夕奈が千鶴を押し倒して...ってんな事まだ小せぇ問題だ!
一番の問題は夕奈の格好だ!!!

女の大事な二箇所しか隠れていない物を着て、それ以外は素肌が惜しみなく曝け出されている

夕奈の体は思っていたよりも引き締まってて、すらりと細く程よい筋肉がついている脚や腕に思わず見がいっちまう

「................」


その細い体を強く抱きしめて、俺だけのものにしてぇと思っちまう
俺は驚きと下心で無言のまま動くことができずにいた

原田side→←第十章



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
154人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , トリップ , 原田落ち   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぷー | 作成日時:2017年8月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。