ハートの海賊団の副船長 2【ONE PIECE】 (ページ6)

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53話～副船長事件～ページ6

貴「ちょっ、立たない方がいいって…酔ってフラフラじゃん…ねぇ…？ちょっと…？」

Aが船長に声かけるけど船長に反応はなくてとうとうAの真ん前までたどり着く

…すると

((ﾄﾞﾝｯ

貴「わっ！？」

全クルー「ンガッ！？」

あ…あの船長が…………

壁ドン！！？？？

ロ「おい…」

貴「な…に？」

ロ「なんでシャチにキスしたんだよ……」

貴「…？してないよ」

ロ「…はぁ？」

貴「顔近づけただけだよ？」

ロ「何故だ」

貴「えっと…」

そこからAは俺たちにした説明と同じ事を船長にも説明した

…酔ってる今の船長に理解出来るか？

さっきとんでもねぇ考え方で俺にキスしようとした人だぜ今は…

すると船長は昼間のAの様に顔を近づけた

貴「っ……ロー？」

ロ「…どうだ…よ」

そう聞くと酔いで意識が飛んだのか返事を聞く前にAに倒れ込む船長

とっさにズレ落ちる船長の体を支えるA

ペ「おいおい大丈夫か…？………A？」

ん？と思いみんなAの顔を覗き込むと…

貴「…っ～！？？？わ、わたしロー部屋に運んでくる！」

バタンっ！と勢いを立てて逃げ出すように食堂から出ていったA

船長持ったままよくそのスピードが出たなおい…いつも大鎌振り回すだけあるか…

つーかあの顔

外から帰ってきたばかりで帽子を被ったままで見えずらかったが

その顔は赤く染まっているように見えた

シ「おい…もしかしてA…」

ペ「………あれが見間違いじゃなきゃ…本人が気づくのは時間の問題か？」

とうとう…Aは愛を……？

それからこの事件を我らハートの海賊団クルーは”副船長事件”と名付けた

ちなみに翌日からの2人はその事件の話を出してもなんの事かと話を逸らすようになった