65話〜猫島〜 ページ18
あれからしばらくすると外から戦闘音が聞こえた
どうやら終わったようだな
部屋から出て廊下を進むとクルーの何人かはいくつか医療道具を甲板へ運んでいる
重症負傷者は居ないのか手術室に運ばれるクルーは居なかった
そこまで大した海賊ではなかったようだな
そこで立ち尽くしているとクルーのうちの1人かこちらに気づいた
クルー1「あっ、船長起きたんすね」
ロ「ﾆｬｰﾝ」
クルー1「怪我の手当が終わり次第昼飯にするそうですよ、こっちは全然大丈夫なので先に食堂へどうぞ」
言い終えるとクルーは医療道具を持って去っていった
…本当に何も出来ねぇな今の俺………
せめて怪我の手当だけでも出来りゃ…
しかし毛が入るしそんな器用な事今は出来ない
あぁ不便だ…
思わずため息がもれる
仕方ないのでそのまま食堂へ向かった
コック「あ、船長！丁度船長の昼飯出来たんすよ…昨日と同じメニューですが…」
猫って他に何がいいのかわからなくて…と申し訳なさそうにするコック
問題はねぇ、食えるだけマシだ
ロ「ﾆｬｰﾝ」
伝わるかどうか知らねぇが いただきます
と声を発して食べ始める
しばらくすると怪我の手当が終わったクルーが続々食堂へ入り飯を食い始めた
シ「そういや猫島で猫じゃらし1本つんであったんだよ！」
ペ「何してんだお前」
シ「いやぁ…わんちゃん船長がOKだして猫が船で飼われたりしないかなーって思ってよ」
ペ「する訳ねぇだろ動物はもうベポいんだぞ」
シ「まぁそうだけどよ……キャプテーン！食い終わったこれで遊びましょうよ〜！」
…バラされてぇのかシャチ
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moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれると嬉しいです。待ってます。 (2020年9月16日 20時) (
レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影星 | 作成日時：2020年7月1日 19時
