ハートの海賊団の副船長 2【ONE PIECE】 (ページ11)

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58話～猫島～ページ11

Aは俺を床に降ろしポケットから俺のビブルカードを取り出して掌に置いた

貴「これでわかるは……ず…………んん？？？」

ペ「は？真下？？」

案の定ビブルカードは猫化した俺を指す

すると2人とも俺の事を見た

ペ「いやいやいやいや、猫だし」

貴「下ってニャンゴローしか……さっきもちょっとローかと思ったけどそんな訳…
は？まさか海に落っこちた！？」

ペ「縁起でもねぇ事言うな！それによく見ろ、生命力は通常だ」

貴「確かに…いやでも待ってよ、だとしたらもうニャンゴローしか…………まさか本当に？」

俺を抱き上げ自分の目線まで持っていくA

顔が引きつってんぞ

貴「…………トラファルガー･ローさ〜ん？」

ロ「…ﾆｬｰﾝ！」

貴「…返事するんだけど」

ペ「たまたまじゃねぇのか？本当に船長？」

ロ「ﾆｬｰﾝ！」

貴「…ちょっと色々試してみよう、本当にローか」

全然信じねぇじゃねぇか

ビブルカードが俺を指したんだぞ、信じろよ

貴「じゃあ…ほれ、梅干し」

ロ「ｼｬｰｯ!!」

梅干しなんか持ってくんじゃねぇ！
猫になったせいで嗅覚も鋭くなっていつもよりも臭いが凄い

やめろ、今すぐしまえ

貴「嫌がるねぇ…」

ペ「じゃあこれは…？これとこれ、どっちが鎮痛剤…ですか？」

念の為敬語を使うペンギンが俺の前に出したのは鎮痛剤と睡眠剤がそれぞれ小瓶に入っているものだった

…左だ

俺は手を左に置いてこっちだと小瓶を指す

貴「あってるし…」

ペ「じゃあラスト…あ、シャチちょっといいか」

シ「あ？なんだ？」

通りかかったシャチを呼び止めるペンギン

するとAとシャチを並ばせた

…何する気だ？

ペ「悪い、もうちょいくっつけ」

シ「え、なになに」

貴「ペンギン？」

2人の距離が縮まり肩がくっつく

……((イラッ

ついこの間の事を思い出してイラッとする

ロ「ｼｬｰｯ!!」

シャチに猫パンチをお見舞してやった

シ「うおっ！？ニャンジロー…だっけ？やめろ！」

貴「ジローじゃないニャンゴロー！！！」

ペ「…やっぱり…2人とも、この猫は船長だ間違いねぇ」

シ「は？船長？？…ニャンジローが？」

貴「ニャンゴローだっつってんでしょ
てかペンギン今のでわかったの？」