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コメントではざっと見たところ設定派が約半数程を占めていたと思う
その次はそんな話信じられないと言う方々
でも別に彼女自身を否定する訳ではなく
あくまで信じ難い話だという考え
そしてほんの少しいた彼女の話を信じる派
ほとんどいなかったのは当然と言えば当然
彼女自身すら信じられなかった話なのだから
最後にアンチ派
多かったと言うほどではなかったが
こういうもののみに限らずどんな業界にも必ずいるものだ
流石に見て居られない様な
悪意しか感じないコメントは配信中に次々通報しました
どれだけ効果があるか分かりませんが…
彼女はアンチのコメントが来るのも分かった上で自身のことについて話した
それはこれからもライバーとして活動していく上で
違和感やあらぬ誤解を出来るだけ生まぬようにしたかったからという思い
そして真実を話す事でリスナーと向き合うための覚悟
その覚悟に僕は少しでも力を貸したい
これまでも記憶がなく家族も分からぬ事で様々な方面から心無い言葉を吐かれたり
可哀想だ憐れだと対等に扱って貰えなかったりしても
自分なりに向き合って戦い続けてきた彼女を支えたい
しかし何が出来るだろうか
僕が今回出来たことといえば同じ部屋に居て
アンチコメントを通報した事くらいだ
ふととあるスレに目が止まる
剣「ハハッw
見守り隊が生まれてるw」
ここのスレは他と比べて随分暖かい
それぞれ自分の考えや感じ方はあれど
彼女をこれからも応援したい、
せめてアンチからは守りたいという思いはほとんどの人が一致しているように見える
僕は…大して大きな事は出来ない
大人でもなければ大きな力がある訳でもない
それでも僕は今まで誰よりも彼女の傍に居続けて来た
誰よりも傍に居る僕が彼女を支え、時には共に戦おう
彼女をもう二度と1人にはさせないとあの日誓ったのだから
剣「…見守り隊の事は後でサラッと伝えておきましょうかね」
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作者名:影星 | 作成日時:2022年10月2日 20時