とあるライバーの兄妹【2j3j】 (ページ18)

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剣｢マシュマロの件ですか？｣

あ｢まぁ、うん

あの話は正直可笑しい部分が多い
曖昧だし、自分でも分かってない所が多すぎるから…｣

剣｢…不安ですか｣

あ｢ちょっとだけね
けどまぁ信じてもらおうとしてる訳じゃないし

言わないままでいても今後の配信で違和感に感じる人がいるだろうから
…頭に入れといてくれればな位の気持ちで話すつもりだよ｣

剣｢…世の中色んな考えを持つ人間がいます
その話をした末にあなたに心無い言葉を浴びせる人もいるでしょう

ねぇA｣

そう言いながら上体を起こしてわたしを見つめる

普段とは違う優しい表情で

剣｢僕はあなたの親友だ
あなたを信頼しているし大切に思っています

もしあなたが傷つき悲しむのなら俺が味方に居ることを忘れないで
助けが欲しいならちゃんと呼んで

出来る事は全部やるから
1人で塞ぎ込んでしまうのはもうやめてくださいね
それは俺も傷つくんだよ｣

ペリドット色の目が優しく細められる

わたしの心が不安に揺れた時
刀也はいつも誰よりも先に気がついて寄り添ってくれる

わたしが今もこうして過ごせているのも刀也のおかげなんだ

あ｢刀也が傷つくのは困るなぁ｣

わたしが迷惑だとかそういう事を思いすぎないように
こういう風に言ってくれるんだ

普段はあんなに狂人なのに
心遣いの出来て真面目で周りのことを見て考えられる優しい人間なんだよな

剣｢じゃあ守ってくれますよね
俺が言ったこと｣

あ｢ﾌﾌｯ……
うん、守らせていただくよ
いつもありがとうね

俺刀也くん｣

そう言うと少しポカーンとした後

ワタワタし出した

剣｢えっ嘘だ今俺って言ってました！？
僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕｣

あ｢怖い怖い怖いよ
ゲシュタルト崩壊になる前に辞めるんだアンパンマン｣

剣｢ん、ん"ん…

さて、1万人記念に髪乾かして上げますよ｣

あ｢え、それは普通に嬉しいありがとう｣

剣｢ありがとう刀也お兄ちゃんってロリボで言ってくれてもいいんですよ？
さぁ、さぁ！｣

あ｢ねぇ、さっきまでとの落差
台無しなんだが

キモイから嫌だ｣