【名探偵コナン】情報はカラスから。３

１１３羽 ＊R15？ ページ35

「御上様 ゲストがお待ちです。そろそろ…」


と，言ってきた。どう回避すりゃー…
言葉を聞いて秀一さんが少し考え，一度私を見てニヤリとした。この表情は…毎度お馴染み嫌な予感！


『ッん…！？…んッ…あッ…！』

「「え，あ…」」


き…き，キス！？しかも深いやつ！？
私が秀一さんにされるがままにされてると一度口を離し布団の中で囁いた。


「覚悟を決めろ。Aが招いた事だ。(小声)」


そうですけども！いや，元はと言えば黒羽クンが…
てか，ここまでする必要がありますか！？
と，葛藤してたらまた…


「す，すみません！」

「ゲストには 少しお待ちしてもらいます！」


ガチャ


流石にこの状況に参ったのか部下２人が出てった。
はぁ…良かった…助かっ…………てない！


『な，な…何してくれてんですか！？』

「上手く誤魔化せただろ？」


ドヤ顔をしながら，秀一さんがベットに座り煙草を吸ってる…腹立つぅ〜！様になりすぎて！
タキシードを着て，髪をオールバックにしてる…
ニット帽がない秀一さんのレア感伝わって！


キャー

ガシャーン

ガラン


会場が騒がしくなってきた。チャンスだ！
逃げるなら混乱に乗じれる今しかない！
FBI(特に秀一さん)に捕まって，USBメモリーを没収でもされたら黒羽クンに合わせる顔がねーよ！


ガシッ


「逃すと思うか？」


赤井秀一(ラスボス)があらわれた！

たたかう
▶にげる
ぼうぎょ
どうぐ


『見逃してくださいぃぃぃ！』

「ホォー…正面突破か？」


なんとしてもUSBメモリーは持ち帰りたいんでね！
約束は守るもんでしょ！？


「誰の差し金だ？」


鋭すぎ…今までの経験上 秀一さんを誤魔化せる事は出来ないのはわかってるけど！


『誰の差し金も何も，私が偶々有名人の御上を見つけて，偶々気があって，偶々一緒にこの部屋に来ただけですよ(大嘘)』


こう言うしかないでしょ！？
正直に話すとしたら黒羽クンの命はないだろうし…
コレが吉と出るか凶と出るか…


「偶然なら仕方ないな。」


えっ？まさかの吉…？
そんなバカな。秀一さんだぞ？


「だが，警戒心を持てと何度も言った筈だが？
随分と御上に好き放題されていたみたいだな。」


あれれ〜おかしいぞ〜？(コナン君風)
やっぱり凶なのは違いないけど，私が予想した返答の斜め上を行ったぞ！？
ここにいる理由じゃなくて，御上と接触した事を怒ってるカンジ！？


『それは…』


ギュッ


「匂うな…」

『セクハラですよ！？』

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