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響side
さて、呪霊を祓おう
『やっぱコートと出口だな……』
「サッカーするぅぅぅぅう!!」
『うるさい』
小型ナイフを取り出し呪霊を祓う
「あ"ぁぁぁぁあ!!!」
最後までうるさい……
「ーー!!ーー?!」
ピクッ
誰だ?
烏「ヒッ!こっち来る!!」
潔「あ……あ……」
呪霊が見えてる?まぁいい。今は呪霊を祓うのが最優先。影から刀を取り出す。恵の術式は便利だなと改めて実感する
ドッと地面を蹴り呪霊の首をはねる
『なんだ……雑魚じゃん』
潔「く、黒川さん……」
烏「さっきのバケモンなんやねん!」
『あそこの隅にいるバケモン見える?』
と呪霊の沸いてるところを指差す
潔「さっきみたいなバケモノがいるのか……?」
死に際に見えただけか……
『まぁね。呪霊って言うんだけど……さっきのバケモンなんか叫んでなかった?』
烏「あ、嗚呼。"わたしかわいい?"って……キモイって言ったら襲われかけて……」
刺激したらそりゃ襲いかかってくるだろ……
『ふーん。ありがと、さっさと部屋に戻って休むといい。今日起きたことは内緒ね』
発生源は藍川さんか……
『そんなに男にモテたいかね〜?』
藍川さんの部屋の前に立つ
ピトッと壁に触れ呪霊の呪力を吸い取る。きっと中では苦しみながら消滅してるだろう
『玉犬。低級呪霊だ。食っていいぞ』
「わん!」
隅の呪霊を玉犬に食わせる
『んー!今日のお仕事おしまい!』
______
潔side
お仕事って呪霊?をやっつけることなのか……?まぁまぁ危険なんじゃ……
潔「なぁ、呪術師って危険なのかな……?」
烏「まぁ俺らも襲われかけたし……危険なんやない?」
護衛ってあのバケモノたちから守るってことだよな……怖くないのかな?
でもあの小さな背中に安心感があって、まるでヒーローみたいに現れて助けてくれる……
黒川さんはきっと善人なんだろう……じゃなかったらこんな危険な仕事しないだろうし……
でも
潔「守ってくれてありがとう」
なんてもう聞こえないだろう言葉を吐く
伝わるといいな……かっこいい俺のヒーロー……
國神みたいだけどスーパーヒーローみたいだったなだな
今度お礼言わないと……でもそんなに会う機会なくないか?忙しそうだし……きっと疲れてるだろうし……ゆっくり休んでもらうのがいいのか?
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ミルクティー - 夢主と伏黒もう恋人といって良いのでは?でも、夢主もまだ、未練あるのに驚き👀‼️ (4月4日 11時) (レス) @page18 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
首 - えっ゛すぅううう…好きです!応援してます! (1月10日 19時) (レス) @page16 id: fdf53574e6 (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - コメント失礼します。響ちゃん好きです!!かっこかわいい、強い、後輩に優しいがぶっ刺さりました!!続きが気になりすぎる…!!更新頑張って下さい! (1月2日 22時) (レス) @page9 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2023年12月28日 16時