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潔side


そっと目を開ける黒川さんの目にはグルグルと渦が巻いていた


「「「ゾクッ)」」」


『じゃ、私"お仕事"に戻るから。みんな頑張ってね』


とニッコリ笑顔を見せてその場を去る黒川さん。お仕事……俺たちを守るための……?


あんな華奢で綺麗な子が護衛と考えると不思議でしょうがない……


ゆず「響ちゃん怖い……」


氷織「響……僕のこと見てすらなかった……前は羊くんって呼んでくれたのに……」


ブツブツとなんでなんでと喋る氷織……


蜂楽「言いたいことがあるなら追いかければいいじゃん」


凪「確かにー。まだ遠くへは行ってないでしょ」


なんてゲームをしながら正論をぶちかます凪。


氷織「そう、やな……行ってくるわ」


ゆず「え?!」


凪「……黒川さんだっけ綺麗な人だったね」


蜂楽「それな!それに宝石みたいな目ぇしてた!」


ゆず「チッ(あんな女に持っていかれるなんて……!)」


______
氷織side


氷織「響!響?どこにおるん?」


ほんの数分しか経っとらん。なのに見つからない


氷織「うっヒクッうぅ……響どこにおるんよぉ……話したいのに……謝りたいんに……」


ポロポロと涙が零れる


『はぁ……謝るってなにをどう謝るの?』


と急に現れる響


氷織「響!僕別れるなんてイヤや、側におってほしい……今更やってわかっとる……!けど!」


『藍川さんと付き合えばいいじゃん。私よりも可愛くて優しくて気遣いもできる。

しかもゲームもできるんでしょ?悪いことなんて一つもない。ゲームの邪魔も束縛する面倒な奴もいないんだし』


と淡々と答えられる


その通りや……やけど……


氷織「響には、いなくなってほしくないねん……」


『はぁ……我儘すぎ。付き合ってらんない。私は"仕事"があるから。じゃあね』


咄嗟に響の手首を掴む


氷織「危険な仕事なんか……」


『君には関係ない。離して』


バッと振り払われる


氷織「ぇ……」


『もう私に関わらないで』


体格の差も力の差もあるのにどうして振り払えたん?
いつも響は僕に疑問を持たせる。そして消えていく


氷織「待って!」


と角を曲がる瞬間。響が消えた


氷織「え?!どこに……?響?どこに行ったん!!」


『(面倒な奴と付き合っちゃったなぁ)』


謝るから……ずっと隣におってほしいから。なぁどうしたら側にいてくれるん?どうしたらあの綺麗な笑顔を見れるん?


僕はどうしたらええの?

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ミルクティー - 夢主と伏黒もう恋人といって良いのでは?でも、夢主もまだ、未練あるのに驚き👀‼️ (4月4日 11時) (レス) @page18 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
- えっ゛すぅううう…好きです!応援してます! (1月10日 19時) (レス) @page16 id: fdf53574e6 (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - コメント失礼します。響ちゃん好きです!!かっこかわいい、強い、後輩に優しいがぶっ刺さりました!!続きが気になりすぎる…!!更新頑張って下さい! (1月2日 22時) (レス) @page9 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2023年12月28日 16時

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