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響side
「死ね死ね死ね!!」
『グッ』
いくつもかすり傷ができる
『このくらいじゃ死なねぇよ!!』
「イヒヒヒヒ!」
ドスッと腹に風穴を開けられる
『ガバッ』
氷織「響!」
『ケヒッつーかまえた♪』
周りからしたら異様だろう。死にかけのはずなのに笑っているのだから
『これで殺せるよ』
ザシュッと首を切る
「あ"ぁぁぁ……」
潔「き、消えた……?」
氷織「響は?!」
『あー、いってぇ』
蜂楽「え?立ってる?!響ちゃん傷は?!」
『あー。治った』
「「「治った?!」」」
影春「流石の回復力だね〜次は僕の相手してよ!殺してあげるからさ!ね?」
あ、まだいたのか。逃げるものだと思っていたけど
影春「それとも氷織羊を殺す?元彼なんでしょ?憎いなぁ……羨ましいなぁ」
『?なんで氷織さんが出てくる?元彼とはいえもうなんの関係もない一般人だ。手ぇ出そうがどうしようがどうでも……あー、でも護衛対象だしなぁ……』
影春「なにブツブツ言ってんの?ま、いいや!ここにいる全員殺してあげる!!」
と空中に刃物が浮かび選手たちに降り注ぐ
『結界!』
ガキンッと刃物から選手を守る
とっさに前に出た為足にナイフが刺さっている
『チッいてぇな……』
ドクドクと血が流れるが数秒すれば傷はキレイさっぱり消える。服はボロボロで血もたくさん着いている
影春「わぁ、凄い!でも化け物みたぁい。不気味〜」
《「化け物はこっちくんな!!」》
《「妖怪みたい!こっち来ないで!!」》
『はぁ……はぁ……はぁ』
氷織「響?」
影春「ニヒッ息荒いよ?嫌なことでも思い出しちゃった?」
『ギリッ)はは、あはは、あはははははは!!』
影春「え?なに壊れちゃった?」
『はは!ちげぇよ。あの猿共の言葉思い出して馬鹿らしくなっただけさ』
影春「僕のこと殺す?」
『色々話聞きたいから殺さないよ』
影春「なぁんだつまんない」
『そんな君にプレゼントだ。私の目を見て』
影春「!うん!」
じっと見つめる影春の記憶の中を探る
《「貴方は私たちの後を継ぐのよ」》
《「五条家を殺せ!!」》
《「お前ならできるよな?殺れ」》
《「弱音を吐くな!!」》
《影春「ごめんなさい……ごめんなさい!」》
『今まで辛かったな』
影春「あ、ああ、あぁあ、やめろ、やめろ!!僕をそんな目で見るな!!」
嗚呼……お前は好きで呪詛師になったわけじゃないんだね……
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ミルクティー - 夢主と伏黒もう恋人といって良いのでは?でも、夢主もまだ、未練あるのに驚き👀‼️ (4月4日 11時) (レス) @page18 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
首 - えっ゛すぅううう…好きです!応援してます! (1月10日 19時) (レス) @page16 id: fdf53574e6 (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - コメント失礼します。響ちゃん好きです!!かっこかわいい、強い、後輩に優しいがぶっ刺さりました!!続きが気になりすぎる…!!更新頑張って下さい! (1月2日 22時) (レス) @page9 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2023年12月28日 16時