緑谷出久の成り代わり？マジか…… (ページ7)

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爆豪side

『ふーん……オールマイトねぇ』

と淡々としている
オールマイトに興味ねぇの？

爆豪「オールマイトはすげぇんだからな！！」

『はいはい』

「出久くんってなんだかかっこいいよね」

「たしかに！優しいし！」

なんて女子共はきゃっきゃとうるさい

爆豪「むぅ」

『(また膨れ面……)かっちゃん』

爆豪「……んだよ」

『はい、ギュー』

なんて抱き締められる

爆豪「な？！え？！はぁ？！」

『ハグにはリラックス効果があるんだよ、だからギュー』

こ、こういう時はどうすればいいんだ？！

爆豪「ぎ、ギュー？」

なんてぎこちなく抱き締める

『かっちゃん暖かいね』

先生「あら～微笑ましいわ」

たまには悪くねぇな……

＿＿＿＿

先生「みんな～お昼寝の時間よ～」

「私隣いいかな？」

と女がデクの隣がいいと言い出す

爆豪「デクの隣は俺！！」

『僕端っこがいいんだけど……』

「私が隣！！」

爆豪「俺だ！！」

なんて意地を張る。デクを取られたくない

『じゃんけんで決めれば？』

「「……最初はグーじゃんけんぽん！！」」

爆豪「よっし！！」

「うぅ、負けちゃった……」

『かっちゃん早くおいで』

と隣をポンポンするデク。ゴロンッと寝転ぶ

爆豪「デク……俺が寝るまで手ぇ握ってろ……」

『わかってるよかっちゃん。おやすみ』

と握っていない方の手で頭を撫でられる。デクの手は暖かい……これならぐっすり寝れそうだ

『(髪質は案外柔らかいんだな)』

＿＿＿＿
出久side

爆豪「ｽｩ……ｽｩ……」

寝顔かわいいな

先生「出久くんは寝ないの？」

『なんとなく目が覚めてしまって』

先生「お話でも聞く？」

完全な子供扱い……

『結構です。みんなの目が覚めるまで起きてます。先生こそ少し休んだ方がよろしいのでは？お疲れでしょう？』

先生「(本当に子供？)ありがとう、でも大丈夫よ」

『そうですか』

沈黙が続く

先生「出久くんはどんなヒーローになりたいの？」

どんな……

『笑ってみんなが安心できる、信頼をしてもらえる。そんなヒーローになりたいです。今のヒーローたちは自分の保身のことしか考えていませんから』

先生「そう……頑張ってね！きっと貴方はいいヒーローになれるわ」

『お世辞でも嬉しいです』

先生「お世辞じゃないんだけどなぁ(真っ直ぐな瞳……同い年だったら確実に惚れてたなぁ……あーぁ、私も早く結婚したい)」