緑谷出久の成り代わり？マジか…… (ページ5)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:572 hit

4 ページ5

出久side

先生「みんな～おはようございます！今日から新しいお友達が来ていますよ～はい、挨拶して」

『緑谷出久。よろしくね』

今日からかっちゃんと同じ幼稚園……側にいる時間が増えたな

「出久くんって呼んでもいい？」

『いいよ』

「私とおままごとしよ！出久くんはパパね！」

爆豪「デクは俺と遊ぶんだ！わかったらとっととどっか行け！ブス！」

なんて酷いことを言うかっちゃん

「うぇ？酷いよ！うぅ……」

『かっちゃん。女の子にブスなんて言っちゃダメだよ？』

よしよしと女の子の頭を優しく撫でる

「出久くんかっこいい、好き」

『はいはい、ありがと』

なんて軽くあしらう

爆豪「ヒーローごっこするぞ！！特別にヒーローやらせてやる！！」

『いや、僕は本読んでるからいいよ。外で遊んでおいで』

と持ってきた小説に目を移す

爆豪「その本面白いのか？」

『可もなく不可もなく……外に行かなくていいの？』

「勝己くん！鬼ごっこしよ！！」

「俺鬼やる！！」

と他の奴らが騒ぎ始める

『ほら、みんな呼んでるし。行っておいで』

先生「出久くんはお外で遊ぶの嫌い？」

嫌いっていうか……

『無駄な体力使いたくないんで……ヒーローごっことかより中で静かに過ごしていたいので』

元々インドア派だし……

先生「そ、そっか～(この子本当に子供……？)」

「出久くん……一緒にお絵かきしよ……？」

と今度は大人しい女の子から話しかけてくる

『いいよ。僕絵描くのも見るのも好きだし。先生、鉛筆ありますか？』

先生「あるわよ。はい、どうぞ」

『ありがとうございます。』

何を描こうかと考えていると後ろから抱き締められる
誰かと思えばかっちゃんが僕の肩に頭を乗せるのでよしよしと撫でておく。すると体重をかけられる

『かっちゃん、重い……』

爆豪「うるせぇ……」

まぁいいか……
絵のアイディアが思い付いたのでペンを動かす。女の子はクレヨンで虹を描いている

先生「さゆりちゃんは絵が上手ね～出久くんは？どんな感じ？」

『ん、』

と途中経過の絵を見せる
僕が描いていたのは所謂メカ女子だ。

先生「す、すご……え？本当に幼稚園児？」

『先生、心の声が漏れてます』

「出久くんすごい！！私も描いてみたい！！」

『さゆりちゃんの絵は可愛らしいから少女漫画とか向いてると思う』

「せんせー私将来少女漫画家になる」←信者1人目

先生「さゆりちゃん？！」