天竺の王の子育て (ページ2)

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ひなside

授業は順調に進んでるね

「はい、じゃあここわかる人～！」

律「はい！◯◯です！」

「正解！」

さすが頭いいね
今日は頑張ったしなにかご褒美あげないとね

＿＿＿＿

律「ママ！僕頑張ったから甘いもの食べたい！」

梓「あずもたべたい……！」

イザナ「お前がこの前言ってたカフェ行くか」

律「ほんと？やったー！僕パフェ食べる！」

イザナ「ほんとお前は甘いもの好きだな」

と律の頭をぐしゃぐしゃと撫でるイザナ

律「もう！雑に撫でないでっていつも言ってるじゃん！ママみたいに優しく撫でて！！」

と手櫛で髪を整える律

律「あ！ママ！今日の夜ご飯デミグラスハンバーグがいい！」

『ふふ、頑張ったもんね。いいよ。今日は腕によりをかけて作るよ！特別にデザートも作ってあげる！』

梓「おいちぃ？」

律「おいしいよ～！」

律も立派なお兄ちゃんだなぁ

イザナ「とっととカフェ行くぞ」

「「はーい」」

＿＿＿ｶﾗﾝｶﾗﾝ♪

雰囲気大人っぽいけど律大丈夫かな？

律「おぉ…中綺麗……あ！パパがよく読んでる西遊記があるよ！」

イザナ「分かったから静かにしろ」

ﾏｽﾀｰ「おや？かわいらしいお客さんだね。お好きな席へどうぞ」

律「窓側の席がいい！」

『はいはい。ちょっと落ち着いて？』

ルンルンで席につく律。そんなにパフェが楽しみなのかな？

イザナ「ほら、メニュー表」

律「わ、種類いっぱいだ……なににしようかな……」

イザナ「ひなはなににする？」

『イチゴパフェかな』

イザナ「飲みもんなに頼む？」

梓「りんごジュース！」

『アイスコーヒー』

律「コーラ！」

イザナ「律はなに食いてぇかとっとと決めろ」

律「んーチョコパ！」

『じゃあ呼び鈴押そうか』

梓「あずがおす！」

ﾘﾝﾘﾝ♪

店員「はーい。ご注文は？」

いくらなんでも早くない？

イザナ「チョコレートパフェ一つにイチゴパフェ一つ、ブラックコーヒーとアイスコーヒー、りんごジュースとオレンジジュースで」

店員「かしこまりました。少々お待ちください」

律「パフェ♪パフェ♪」

本当にルンルン……そんなに楽しみ？

梓「あずもぱふぇたべたい」

『ママと半分こしようね？』

梓「うん！」

『イザナは珈琲だけでよかったの？』

イザナ「嗚呼。見てるだけで満足」

『そう？』

「うん」と笑って見せるイザナ

『無理しないようにね』

イザナ「定期的にひなに甘えてるから大丈夫」