天竺の王の子育て

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ひなside


律「ママ、授業参観来てくれる？」


『もちろん』


と梓をあやしながら言うとパァッと嬉しそうに顔をあげる律


イザナ「オレも行く」


『お仕事は？』


イザナ「鶴蝶たちに任せる」


大丈夫なのかな……？


律「パパも来てくれるの？やったー！」


イザナ「授業中寝んなよ？」


律「寝ないもん！ちゃんと受けるし！」


『律はパパみたいに素行悪くないもんね』


イザナ「おい」


と軽くデコピンをされる


『ふふ、ごめんごめん。律はイザナに似て頭良いもんね』


律「えへへ、うん！」


律は幼稚園のころから女の子に好かれてたなぁ……友達ともうまくいってるみたいだし


どれだけ成長したのか授業参観が楽しみだな


＿＿授業参観当日
律side


今日はパパとママが来る！楽しみだなぁ、いいところ沢山見せないとね！


『失礼します』


来た！！


梓「にちゃ！」


梓も来てる！


「律くんのパパとママキレイ……」


「律の妹かわいいな……」


律「当たり前じゃん！それに僕のパパとママはすごくかっこよくて強いんだよ！」


「あ！お前のパパとママ恋人繋ぎしてるぞ！」


「ホントだ〜ラブラブだね！」


律「いつものことだよ？」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


あっ先生来た！


担任「はーい、みんな席に着いて〜」


「「「はーい」」」


担任「じゃあ今日は国語の授業です。お母さんお父さんたちにいいところ見せれるように頑張りましょう！」


「「「はーい！」」」


担任「親御さん方は自由に見て回ってくださいね！」


「「『はい』」」


梓「にぃにがんばって」


梓の声がしたので取り敢えず手を振る


『梓静かにね〜お兄ちゃんはお勉強中だから』


梓「うん！」


『よしよし。いい子』


僕も後で沢山甘やかしてもらお！頑張ったら甘いもの食べたいなぁ、お願いしたら食べれるかな？


イザナ「ママの言うことちゃんと聞けて偉いな」(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ


ヤバいこれが俗に言う尊い……？会話だけでもなんかホワホワする……


っといけない。今は授業に集中しないと！

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