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治side
_チュンチュン
『ん……』
昨日の俺はどうかしてたんだ……じゃないとあんな家近付かない……そのはずだ
__と思っていたがなぜか毎日斉木家に足が進んでしまう。その度に涙が止まらない
『クソッ毎日毎日なんなんだよ!!』
と壁を殴りつける
『俺は……本当は……どうしたいんだ……?わからない……わからない、わからない!!』
毎晩泣き疲れて眠る日々
『はぁ……今日も学校だ……』
灰呂「治くん大丈夫かい?顔色が良くないようだが……」
『大丈夫だ』
と席につきまた眠る
燃堂「お?2号次体育だぞ?」
『嗚呼……』
刀は一応持っていこう
松崎「今日はバレーだ!」
体を動かすにはちょうどいいな
その瞬間ゾッと背筋が凍る
外を見ると帳が降りているのが確認できる
「きゃーー!!!」
『嘘だろ?特級?!』
楠雄「[ば、化け物]」
高橋「なんだ!あの気味悪ぃやつ!!」
『俺より前に出るな!』
刀を抜き取る
海堂「か、刀?!」
?「わぁ!君が斉木治くん?たしか1級なんだよね?スゴいスゴい!!特級相手に何分持つかな?」
『誰だお前』
累「僕?僕は死堂累!!君と同じ1級呪祖師さ!そんなことより早く特級相手にしないと生徒が危ないよ〜?もし生きてたらまた会おうね!」
と言いその場から逃げてしまった
『チッ』
特級「キシシシシッ」
『笑ってんじゃねぇよ、クソ呪霊が!!』
ガキンッ
と攻撃を防ぐ
『くっ』
一般人を守りながらって鬼畜すぎるだろ!!
腕や足を切ってもすぐ再生する……こういう時程あの最強共が恋しくなる
楠雄「[治……(僕はなにもできないのか……?治に守られて治は今死と隣り合わせだ。いつもこんなのと戦ってたのか?
僕になにができるんだ?)]」
呪霊がアイツの方へ向かう
『楠雄!!』
ッ俺が守らないで誰が守るんだ!!
ザシュッと腕が切れる
『あ"ぁっ』
カランッと刀が落ちる
片腕が無くなった……もう使えない。ボタボタと血溜まりができる、なにも肩まで持っていかれた訳ではない……まだ戦える
夢原「ひっ!」
『楠雄この紐で腕をきつく縛ってくれ。お前らは必ず俺が守る』
楠雄「[もうやめてくれ!死にたいのか?!]」
『死にたくない……けどここで逃げたらお前らが死ぬ……それだけは避けたいんだ』
楠雄「[ッわかった……]」
ギュッとキツく縛って貰う……
『これでまだ戦える』
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かちかち太郎丸 - とても面白いです!王道な展開キタコレ!って思ったけど、キャラ一人一人の心情も考えられててめちゃ楽しかったです!!!頑張ってください‼︎ (12月14日 23時) (レス) @page11 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 白熊さん» わかりました。追記しておきます (11月1日 8時) (レス) id: a69d57f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
白熊(プロフ) - ひなさん» 嫌なら見るなって… ならばせめてワンクッション・注意書きは必要です。それだけでも追記お願いします。避けようがありませんもの。 (11月1日 8時) (レス) id: 554a786822 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 白熊さん» あくまでフィクション。これからどんどん和解していくように物語を進めるつもりです。もしそれが嫌なら読まなければいいだけのことです。ですがご意見ありがとうございます。この先も投稿は続けたいと思っております (11月1日 7時) (レス) id: a69d57f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
白熊(プロフ) - 斉木両親を侮辱したことが、あんな発言・思想をさせたことが何より許せないが総括です。長ったらしくすみません。長文失礼しました。御返答のほどお待ちしております。 (11月1日 0時) (レス) id: 554a786822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2023年10月30日 20時