俺は昔からお前が嫌いだったよ

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治side


五条「ここが治の部屋だよー！それとこれ」


と箱を渡される


五条「スマホだよ、連絡手段ね。好きなように使って」


『ありがと』


五条「よし！それじゃあ今から術式と呪力の違いを教えるよ！ここから移動しよう！」


正直術式とかよく未だにわかってないんだよな……


五条「まず治の術式は【森羅万象】」


『森羅万象？』


五条「自然を操ることも人の記憶を操ることもできるみたいだね」


『なるほど……』


五条「まずは呪力でこの空き缶を潰す」


と言うと空き缶は潰れた


五条「で、こっちが術式」


と言うとグシャリと捻れた


五条「まずは呪力を一定量にすること！」


と熊のぬいぐるみを渡される


虎杖「あ！五条先生！なにしてんの？ってあの時の熊じゃん！懐かしー！ソイツ呪力乱れると殴ってくるんだぜ？」


『だからグローブついてるのか……』


虎杖「気を付けろよ〜じゃあな！」


『ん、』


五条「と、言うことで！これから映画鑑賞だよー！」


『！アクション映画あるか？』


殴られる寸前で片手で止める


五条「勿論あるよ！」


＿＿＿＿数時間後……


五条「(たったの数時間で呪力が安定してる……)よし！次は体術だ！」


体術……大丈夫だろうか……いくら鍛えてるとはいえ……普段あの呪霊とかいうやつと戦ってるんだ強いに決まってる


でもどこか昂っている自分がいるのもたしかだ……久々に暴れられる……


五条「甚爾くーん」


甚爾？「あ？五条か。なんだ」


五条「この子鍛えてあげて！治、このだらしない人が伏黒甚爾。恵のパパだよ〜」


たしかに……似てなくもない……


甚爾「はぁ……めんどくせぇ。取り敢えずどれくらい動けるか試させてもらうぜ」


ドッ


『！』


速い！
咄嗟に腕でガードする


『いきなり殴りかかってくる奴がいるか……！』


甚爾「咄嗟にガードしたのは褒めてやる」


次の攻撃が来る……！


ドゴッ


甚爾「守ってばっかじゃ俺は倒せねぇぞ」


『ッ』


一旦離れるか……


甚爾「？」


姿勢を相手より低く……精神を研ぎ澄ませろ……


『ｽｩ……』


ドッと走り相手の懐へと入り込む


甚爾「(案外やるな……恵より強いんじゃねぇか？)」


今


ここ



この瞬間！！


ドゴッと鳩尾に殴りを入れるが……


甚爾「なかなかやるな……まぁ、威力は足りねぇけど……」


『くっ』


強すぎる、コイツら化け物揃いかっつうの！！


甚爾「今日は俺の勝ちだ。また明日挑みに来い」

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