私じゃダメだった

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ひなside


『えへへ、そっかぁ』


梅「ま、まぁ私たちの美貌には敵わないけどね！」


『相変わらずツンデレだなぁ……大好きだよ梅ちゃん』


梅「ゎ……も…………ょ」


『ん？なにか言った？』


梅「な、なんでもないわよ！！」


春「むぅ……ひなちゃん私は？」


？なんの確認……？


『春ちゃんも好きだよ！(ﾆﾊﾟｯ』


春「(ぎゃんかわ……)」


「三大美人に埋もれてるけど水樹もかわいいよな」


「たしかに！ノリもいいし気遣い上手だし！」


「なんやかんやで一番親しみやすいよな」


「俺実は狙ってんだよね〜」


狙うってなにを？命？


「「キッ)」」


「……ガードは固そうだな……」


「俺諦める……美人の睨み怖い……」


『？、？？』


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


『あ、次の授業始まる』


春「次の授業はなんなの？」


『煉獄先生の歴史だね……今日はまともな授業になるといいけど……』


梅「アイツ暑苦しいのよ、しかも騎馬戦始めるし」


うんうんと頷く


春「き、騎馬戦？」


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


煉獄「これから授業を始める！！この間の続きだから水樹チームと斎藤チーム、山田チームだな！！」


『うし、やんぞ〜』


と腕捲りをする


「よっ！男前！！」


「勝つぞ！！」


「騎馬は俺たちの方がデカイから楽勝なんだぜ☆」


「「『調子に乗るな』」」


「しんらちゅ……」


＿＿煉獄「これで今日の授業をおしまいにする！！」



『はー、疲れた』


梅「あんな全力でやるからよ」


春「凄い接戦だったね！」


『お腹空いた〜一緒に食べよ？』


春「勿論！」


梅「しょうがないから特別にいいわよ」


『本当？やったー！！』


妓夫太郎「梅ぇ、昼飯食いに行くぞぉ？」


梅「お兄ちゃん！この2人もいい？」


妓夫太郎「しかたねぇなぁあ、梅の友達ならしかたねぇえ」


妓夫太郎先輩はいつ見てもかっこいいなぁ……


春「ひなちゃん？行こ？」


『ぁ、う、うん！』


お弁当を片手に持ち3人の後ろを歩く


＿＿＿＿＿＿
妓夫太郎side


ふと違和感を感じる。いつも隣にいるひなが後ろを歩いてる。なんか気に食わねぇなぁあ


妓夫太郎「お前どうしたぁあ？いつもなら俺の隣歩くだろうが、なに遠慮してんだぁあ？」


『綺麗な2人を押し退けてまで隣を歩くほど勇気ないですよ……』


健気だなぁあ？本当は隣歩きてぇだろうに…


妓夫太郎「お前は本当に俺たちのことになると頭が回んねぇなぁあ？安心して隣歩けよなぁあ」

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