私じゃダメだった (ページ11)

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妓夫太郎side

父「いやぁ！わかってるね！！妓夫太郎くん」

と缶ビール片手に語るひなの親父さん

『恥ずかしいからやめてよ……って今日何本飲む気なの？！』

父「ひなはかわいいし、家事できるし！いい嫁になると思うぞ！！」

『話聞いてる？』

母「妓夫太郎くん。このまま泊まっていってちょうだいよ」

『母さん？！』

母「だってもう時間も遅いのよ？」

『そうだけど……！』

妓夫太郎「俺は構いませんよ」

『先輩まで……』

母「きゃー！ひな！今日の夜ご飯は張り切るわよ～」

『話聞いてる？！』

なんやかんやいい家族だなぁあ？

母「寝るのはひなの部屋でいいかしら？」

「『え？』」

母「大丈夫よ。2人が部屋に行ったら邪魔しないから♡」

『ば、バカじゃないの？！』

パクパクと顔を真っ赤にするひな

妓夫太郎「意識してんのかぁあ？(ﾆﾔﾆﾔ」

『い、意識しない方がおかしいです……///』

クソかわいいじゃねぇか！！

母「ふふ、乙女な顔ね」

『う、うるさい！』

父「妓夫太郎くん。ちょっとこっちに来なさい(ｺｿｯ」

妓夫太郎「？はい」

父「これ」

と渡されたのはコン◯ームだった

父「まだ学生なんだからちゃんと避妊するんだよ」

妓夫太郎「さ、さすがにまだ手はだしませんよ……」

父「いいからいいから！母さん今日の晩御飯は？」

なんて話をそらされる

れ、0.01ミリ……

『妓夫太郎先輩？どうかしました？』

さっと隠す

妓夫太郎「なんでもねぇ」

『？？そうですか。妓夫太郎先輩はアレルギーとかありますか』

妓夫太郎「ないなぁあ、飯はなんなんだぁあ？」

『ハンバーグですよ』

母「ひなの作る料理は絶品よ！」

『母さん、ハードルあげないで……』

妓夫太郎「ひなの作る弁当はバランスがとれててうまそうだったからなぁあ？楽しみだなぁあ」

『先輩まで……』

＿＿父「それでは手をあわせて、いただきます！」

「『いただきます』」

ﾊﾟｸ

妓夫太郎「うま」

母「ひな良かったわね～」

『まぁ……喜んで貰えたなら……』

母「素直じゃないわね～」

妓夫太郎「みんなの前だと素直なのになぁあ？」

『だって母さんも父さんも滅多に家にいないからどう接したらいいか……』

父「寂しい思いをさせたな」

なんて親父さんはひなの頭をポンポンと撫でる

『別に……』

母「あ、泊まっていくなら服用意しないとね」

父「俺の服を貸すよ」

妓夫太郎「どうも」