笑い方 (ページ10)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:4,945 hit

9 ページ10

真一郎side

乾「戻ったよ若狭くん。缶コーヒーでよかった？あとお釣」

若狭「ん、サンキュ。」

真一郎「ひなにはなんかねぇの？」

水分補給させねぇとだしな
「ん」とひなに向けてミルクティーを渡す青宗

『いいの？ありがと』

乾「別に」

素直じゃねぇなぁ
ま、ひなを取られずに済むしいっか

『ん、んー開かない……』

真一郎「ほら貸せ、開けてやるから」

『あ、ありがとうございます』

真一郎「全然いいって、ほら開いた」

乾「……ジッ)」

青宗見すぎだろ……相当にひなに惚れてんな

『ありがとうございます！』

ニパッと笑って見せるひな

「「ｽｩー」」←

ぎゃんかわ……天使か？

乾「し、真一郎くんもコーヒー」

真一郎「ﾊｯ!あ、ありがとな！うし、仕事戻るわ」

ジュッとタバコを消し再び手袋を付けバイクをいじる

真一郎「フー集中集中……」

若狭「ひなはかわいいな、でもちょっと無防備すぎるぞ？気を付けろ～？」

とひなの頭を雑に撫でるワカ
オレだって撫でたい……けど昨日ハグしたもんな。がっつきすぎるのもよくないし……

若狭「(なんかまたくだならないこと考えてんな真ちゃん)真ちゃん奥手すぎるでしょ……(ﾎﾞｿｯ」

乾「？若狭くんなんか言った？」

若狭「なんでもねぇよ(真ちゃんはひなと両思いなの気づいてねぇんだろうな……)」

真一郎「ん、これでよし！ワカ～？ちょっとエンジンかけてみて」

若狭「ん」

ﾌﾞｫｫﾝﾌﾞｫｫﾝ

真一郎「どう？」

若狭「いい感じ。じゃオレ帰るわ」

と金を払ってバイクに乗り帰るワカ

＿＿＿＿夕方

真一郎「んー！今日の仕事おしまい！」

乾「もう終わったの？」

『じゃ、私帰りますね』

真一郎「送ってく。着替えるからちょっと待ってろ」

『へ？』

乾「オレが送ってくから真一郎くんは家に帰ってゆっくりしてなよ」

真一郎「遠回りになんだろ？オレが送ってくって」

青宗なかなか退かねぇな……

「「ひな！どっちに送られたい？！」」

『え、えっと……真一郎くんがいい……デス』

よっしゃと心の中でガッツポーズをする

真一郎「んじゃ、着替えてくるから待ってろよ？」

『はーい』

乾「(真一郎くんズルいたまにはオレに頼ってくれてもよくないか？そもそもなんで真一郎くんなんだ。オレでも送ることくらいできるのに……)」

つなぎから半袖と長ズボンに着替える

真一郎「うし、ひなー帰んぞ～」

『はーい』