笑い方 (ページ5)

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エマside

『好きな人かぁ……いないなぁ』

もしかしてひなさん自覚してない？

柚葉「じゃあ一緒にいて落ち着く人は？」

お！いい質問！

『んー真一郎くんかな。圧倒的お兄ちゃんって感じで落ち着く』

日向「なにかここカッコいい！！って思ったことないんですか？」

『真剣にバイクいじってるときはかっこいいと思うよ』

赤音「真一郎さんにキュンキュンしたことないの？」

『えっえっと……』

と目を泳がすひなさん。これは脈あり！絶対そう！！

『さりげなく頭撫でたり甘やかしてくれるところとかキュンキュンした……かな？あと私に向けてくれる笑顔が好き……だったり……』

「「「ほぅほぅ(ﾆﾔﾆﾔ」」」

ひなさんかっわい～

『やっやっぱなし！！聞かなかったことにして！！』

と顔を真っ赤にする

『私のことはいいから！彼氏いる組は？最近進展あった？』

赤音「え？えっと一くんからキスされたことかなぁ～」

うまく話をずらしたな……ま、いっか

日向「私はこの間のデートで恋人繋ぎしました！」

エマ「ウチは顎クイからのキス！めっちゃキュンキュンした！！」

柚葉「ひゃー聞いてるだけでキュンキュンする！」

千壽「恋する乙女ってやつだな！」

『だね。こんなかわいい子が彼女なんて幸せだろうなぁ』

「「えへへ」」

なんか照れるなぁ
なんて照れ隠しをするようにマカロンを食べる

サクッ

エマ「ん！おいしい！」

紅茶もいい感じ

赤音「リラックスできる～」

日向「やっぱりお店並んだんですか？」

千壽「有名店のマカロンだもんなぁ。値段もそうとうしただろ？」

『ん？普通に買ったよ？お金の方は問題ないし……なかなか女子会する機会ないからさ！ちょっと奮発しただけ』

柚葉「ひなってもしかしてお嬢様？」

『？違うよ？父さんが大手企業の社長で母さんが秘書だったの。だからお金には困ってないよ。ブラックカードも持ってるし』

いや、おもいっきりお嬢様！！！

エマ「不良と絡んでて怒られないの？」

『あー、事故に遭ってもう2人ともいないよ。面倒見見てもらってる人はいるけど』

あっ地雷踏んだかな……

『ま、元々いい加減な夫婦だったし居ようが居まいが変わんないからね』

ニシシッと笑うひなさんはどこか切なくていつか何処かへ行ってしまうんじゃないかって心配になってしまった

千壽「なにかあったら絶対頼れよ？」

『ふふ、大丈夫だよ』

赤音「あ、そろそろ帰らないと」

エマ「じゃ、解散しよっか」