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真一郎side
エマ「マジで?!」
真一郎「い、いや、その……な」
『真一郎くんのバカ』
エマ「部屋で二人きり?ふーん?真兄やるじゃん」
とニヤニヤする、エマ
真一郎「な、なんだよ」
エマ「なんでも〜」
『真一郎くんはヘタれだからなにもしないよ……?』
真一郎「ヴッ言い返せねぇ……飯のときになったら呼んでくれ」
エマ「はーい」
ひなをお姫様抱っこして部屋に行く
マイキー「は?なんでシンイチローがソイツのこと姫抱きしてんの?」
『ま、マイキー……』
真一郎「怪我してるから。オレの部屋で休ませようと思って」
イザナ「チッ」
マイキー「(シンイチローズルい)」
今にも泣き出しそうなひな……まぁあんなクソ親父に殴られたあとだし……怖いよな
真一郎「大丈夫だからな」
気休めに笑って見せる。大丈夫。オレが守ってやるからな
ポロっと一筋の涙が溢れる……今まで散々耐えてきたんだからオレが散々甘やかしてやる
真一郎「じゃ、オレら部屋に戻るから」
部屋に戻りベッドにひなを下ろし再び抱き締める
『ッ(ポロポロ』
真一郎「今までよく耐えたな……もう大丈夫。オレがそばにいるから」
『ごめんなさいッごめんなさいッ』
真一郎「お前は悪くねぇよ。大丈夫、大丈夫。」
よしよしと頭を優しく撫でる
『真一郎くんはいつも優しいですね……』
真一郎「そりゃ……まぁ好きな女に優しくするのは当たり前だろ……///」
『ふふ、なんで真一郎くんが照れるんですか?』
真一郎「だって……つぅか敬語やめね?その……付き合ったわけだし……」
『うん、そうだね……違和感ない……かな?』
真一郎「なんか一気に距離縮んだ気がしていいな」
『助けてくれてありがと。真一郎くん(ニコッ』
やっぱりかわいいな……
チュッと自然と口にキスを落とす
『へ?///』
真一郎「あっゎ、わりぃ……つい……///」
パッと離れようとするもひなに腕を引かれる
『嫌じゃなかったよ……真一郎くん。私が結婚できる歳になったら結婚してくれる?』
真一郎「そ、そんときはちゃんと指輪も用意してちゃんと告白する。ずっと待ってる」
しっかりと目を見て言うとひなは嬉しそうに頬を染める。嗚呼、本当に愛おしい……
真一郎「一生愛してる」
ギュッと抱き締める
『真一郎くん痛い……』
真一郎「あ、悪い……」
怪我してんのに強く抱き締めたらそりゃ痛いよな
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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月28日 11時