検索窓
今日:1 hit、昨日:23 hit、合計:4,966 hit

13 ページ14

マイキーside


なんでシンイチローにばっか警戒心弱いんだよ!!
しかもおでこにキス?!


いくらひながかわいいからって!!ズルい!!


真一郎「つぅか普通に思ったこと言えばいいだろ、素直になれバカ」


イザナ「それができたら苦労しねぇよ……」


真一郎「はぁ……ただでさえひなは精神弱いんだから、少しくらい優しくしてやれ」


マイキー「わ、わかってるし……」


でも反対の言葉が出るんだよ……どうしたもんか……


プルルルル


プルルルル


真一郎「お、ひなからだ。もしもし?」


「「!!」」


真一郎「うん、ん?うんそうだな……じゃあこれから家来るか?そうすれば寂しくないだろ?」


今から家に来るのか?!


真一郎「ん、おう。今から迎えに行く。じゃあな」(ピッ


マイキー「い、今からひな来んの?!」


真一郎「おう、今日泊まるって。エマにも言わねぇとな」


やべぇ、部屋片付けねぇと!!

_______
真一郎side


バイクを走らせること5分


ピーンポーン


ガチャっと扉が開きひなが抱き付いてくる
その体はカタカタと震えていた


真一郎「オレが来たからもう大丈夫だからな」


やっと顔を上げたと思ったら顔には殴られたような痣


?「おい、逃げんじゃねぇよ」


酒臭い……相当飲んでるな


真一郎「誰っすか」


叔父「あ?オレはソイツの叔父だ。お前こそ誰だよ」


真一郎「佐野真一郎です。ひなを殴ったのは貴方ですか」


叔父「だったらなんだよ。今からソイツはオレのサンドバッグなんだよ。テメェには関係ねぇだろ」


『急に帰ってきたと思ったら金渡せって……それで殴られて……』


なんだコイツ……性根が腐ってる


真一郎「娘に手ぇあげるなんて最低だな。しかも金渡せとか……娘さんはオレの家で預かります」


叔父「あ?」


『し、真一郎くん?!』


真一郎「オレは娘さんが好きです。好きなやつを守ってなにが悪いんですか」


叔父「チッ」


真一郎「行くぞひな」


と肩を抱きそのままあの男から離れる


『し、真一郎くん』


真一郎「ん、どうした?」


『そのさっきのって本当ですか?』


さっき?


《「オレは娘さんが好きです。好きなやつを守ってなにが悪いんですか」》


ブワッと顔が熱くなるのを感じる
オレちゃっかり告白しちゃってんじゃん!!!!


真一郎「あーもっとロマンチックに告白しようと思ってたのに……好きだ。こんなオレでもよかったら付き合ってくれませんか?」


この気持ち届くかな……?

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年8月28日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。