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鬼灯side
『じゃ、妾はこれで失礼する。白澤のところへ薬を貰いに行かないかん』
鬼灯「睡眠薬ですか?私も一緒にいきましょう」
『仕事は大丈夫なのかえ?』
鬼灯「気分転換です」
本当はあんなたらしのところへなんて行かせられませんしね。なんて思いつつ手をそっと握る
愛華「は?鬼灯さまぁ?なんでそんな女と手ぇ繋いでるんですかぁ?」
はぁ、めんどくさい
鬼灯「貴方には関係のないことです。それでは失礼します」
閻魔「いってらっしゃい」
花枝「チッ」
愛華「鬼灯さまがいないならぁゎたしも帰っていいですかぁ?」
閻魔「え、えぇ?」
__
『いつ来ても桃源郷は美しいなぁ、そうは思わんかね、鬼灯よ』
鬼灯「そうですね」
実質は貴方の方が美しいのですが……そんなこと言ってしまえば貴方はどういう反応をするのでしょう……
白澤「あっひなちゃーん」
桃太郎「?!誰ですか?とても美しいお方ですが……こんなクズみたいな人にこんな美人な知り合いがいただなんて」
白澤「タオタローくん僕のことなんだと思ってるの?」
桃太郎「あっすいません、つい口に出てしまいました……」
鬼灯「それでよいのです。桃太郎さん」
『主が桃太郎かえ?』
桃太郎「は、はい!あの……貴方は……」
『鬼蜘蛛という妖怪じゃ。妾はひなと言う名前がある。鬼灯がつけてくれたんじゃ!いい名前じゃろ?』
ふふんっとどや顔をするひなさん……嗚呼、本当に愛らしい人だ……
桃太郎「こんな美しい妖怪っているんですね」
白澤「ひなちゃんはかわいいね〜あっこれお薬ね」
『いつもすまんのぉ』
白澤「いいのいいの!それより今晩どう?(ニヤニヤ」
鬼灯「あ"?(低」
桃太郎「ひっ!」
『くふふ、冗談を言うのもいいがほどほどにな』
よかった……真に受けてないようですね
白澤「えー?本気なのに」
鬼灯「むくれ顔気持ち悪いですよ」
桃太郎「ニヨニヨしないでください」
白澤「タオタローくん辛辣!!」
『ふふ、賑やかじゃな』
と花の咲くように笑うひなさん……嗚呼とても綺麗に笑う方だ
「「「////」」」
白澤「その笑顔は反則でしょ……」
桃太郎「心臓に悪いですね……」
鬼灯「なんでそんなにかわいいんですか?貴方のその笑顔で地球救えますよ。なんなんですか?天使ですか?女神なんですか?もう兎に角かわいいですねr」
桃太郎「鬼灯様怖いですって!!」
おっと……つい本音が……
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Nami - 名前固定でも夢主(読者)…でいいんでしょうか? (8月19日 14時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 悪女?が二人もいると鬼灯さん大変そう…😓 (8月19日 8時) (レス) @page6 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月18日 11時