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鬼灯side
『鬼灯よ、妾はどこに座ればよいのだ?』
是非私の膝に!!なんて言えない……
鬼灯「こちらにお掛けください」
と自分の隣を指す
愛華「えっそ、そこは私の席でしょ?!」
鬼灯「あなたが勝手に動いたからこうなったんです。
それにひなさんは書類を手伝ってくださるということでお言葉に甘えたのです。なにか文句がおありですか?」
愛華「〜〜!もういい!今日は帰りますぅ!」
閻魔「えっちょっまだ定時じゃないよー!!!」
『よかったのかえ?』
鬼灯「えぇ、いてもいなくても正直そんな支障はありませんので」
『そうか……あまり無理をするでないぞ?いいな』
鬼灯「は、はい///」
花枝「は、(なにあの女。私には照れないくせにその女には頬を染めるの?あり得ない)」
『書類を半分貸しなんし』
鬼灯「結構な量ありますけど大丈夫ですか?」
『なぁに、気にすることはない1〜2時間くれれば終わる』
閻魔「いやぁ、ひなさんがいると心強いよ」
『はいはい、手を動かす!』
やはりひなさんがいると心強い
____1時間後
『閻魔様。さいんをお願いできるかえ?』
閻魔「えっもうあの量の書類終わったの?」
『暇潰しにはよかった、鬼灯。他に手伝うことはあるかえ?』
鬼灯「いえ、今日の仕事はこれで終わりです。手伝ってくださりありがとうございました」
『くくっ気にするでない。いつでも頼るのだぞ』
と私の髪を優しく撫でるひなさん。あぁ、やはり綺麗なお方だ……だがこの人も妖怪なのだ。普段温厚な分怒らせると怖い……
鬼灯「その……よかったら夜ご飯御一緒してもよろしいですか?」
『かまわんよ』
花枝「鬼灯様ぁ私も一緒にいいですかぁ?(この女に鬼灯様取られてたまるかってぇの!!)」
と胸を押し付けてくる花枝さん。だが色気があるわけでもないのでなにも感じない
花枝「最近〜いい甘味処出来たらしいんで一緒に行きませ〜ん?」
『!甘いもの……』
と目をキラキラさせるひなさん。そう言えば甘いものに目がないんでしたね
鬼灯「ひなさんが一緒なら行きます」
花枝「ふ、二人きりで行きたいな……なんて……」
鬼灯「結構です。ひなさん行きましょう」
花枝「ピシッ)」
『あぁ、だが彼女はいいのかえ?固まっておるようじゃが……』
本当にお優しいお方だ……こんな人放っておけばいいのに
『んーダメじゃ……しょうがない2人で食堂に行くとしよう』
鬼灯「はい」
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Nami - 名前固定でも夢主(読者)…でいいんでしょうか? (8月19日 14時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 悪女?が二人もいると鬼灯さん大変そう…😓 (8月19日 8時) (レス) @page6 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月18日 11時